準V川崎フロンターレ「バチバチの試合をできて楽しかった」 チビリンピック

準優勝の川崎フロンターレU-12イレブン(撮影・鈴木みどり)

<JA全農杯チビリンピック2024 全国小学生選抜サッカー決勝大会【最終日】>◇5日◇神奈川・日産スタジアムほか◇8人制◇予選リーグ、決勝トーナメント準決勝、決勝

川崎フロンターレU-12(関東第1代表)は、決勝でレジスタFC(関東第3代表=埼玉)と対戦、両チーム無得点で延長までもつれ込む大接戦だったが、PK戦の末、1-3で敗れた。

川崎フロンターレの選手たちは試合後、まだ涙があふれる中で、それでもしっかりとスタンドの応援に謝辞を述べた。大田和直哉監督は「PK戦では負けましたが、普段やっていることを発揮できることが多かった。すごく悔しい気持ちと、さらに伸びしろを感じる試合でした」と日本一決定戦を振り返った。

熱い一戦になった。大田和監督が「守備は日本で一番くらいのレベル」と称賛するレジスタと、こじ開けようとする川崎の攻撃サッカーが、見る者を魅了した。ドリブルや1タッチパスでレジスタゴールに迫った。0-0で迎えた第3P終盤には岩田陸叶(6年)がワンツーで抜け出したが、相手GKの好守に防がれた。延長後半3分には新堀葵(5年)のシュートがクロスバーをたたいた。

PK戦に突入する前には、円陣で笑みを見せる選手もいた。残念だったのは、最後の結果だけ。藤田日向輝主将(6年)は「この環境の中でバチバチの試合をできて楽しかった」と語った。

一方、日本一になりたかったのも事実だ。「決勝や今大会の反省を生かして、練習の細部まで意識して取り組んで成長したい」と藤田。表彰式後の選手たちの目は、前だけを見据えていた。

 

準決勝、決勝の結果は以下のとおり。

▽準決勝

川崎フロンターレU-12(関東第1代表=神奈川)4-3鹿島アントラーズつくば(関東第2代表=茨城)

レジスタFC(関東第3代表)1-1(PK2-0)FC ZERO(関西第1代表)

▽決勝

レジスタFC0-0(PK3-1)川崎フロンターレU-12

<主催>日刊スポーツ新聞社、横浜市スポーツ協会<後援>日本サッカー協会<協力>神奈川県サッカー協会4種少年少女部会<特別協賛>全国農業協同組合連合会(JA全農)