セレッソ大阪小菊昭雄監督(48)が、打倒サンフレッチェ広島のキーマンにブラジル人のFWヴィトール・ブエノ(29)を指名した。
26日、本拠ヨドコウで対戦する広島には、ホームで6連敗中。その6戦で計1得点とゴール欠乏症の傾向があり、得点力の高いブエノを、前節18日のアビスパ福岡戦に続いてトップ下の先発で送り出す。
25日、オンラインで取材に応じた小菊監督は「(福岡戦は)攻撃で格の違いを発揮してくれ、求める守備のタスクもしっかりやってくれた」と高評価した上で「やはりスコア、ゴールを期待しています」と、3月16日のサガン鳥栖戦以来となる2点目を求めた。
今季新加入でここまで11試合1得点3アシストのブエノは、先発は3試合だけだった。
同じく取材対応し「監督の求めることに対し、応えられる準備はできたと思う。トップ下としてFWの近くでプレーするのは好き。その中でレオと意思疎通を図りたい」と、現在12ゴールで得点ランキング首位のFWレオ・セアラ(29)との連係に自信を見せた。
故障離脱していたMFカピシャーバ(27)も途中出場で復帰の可能性があり、レオ・セアラ、MFルーカス・フェルナンデス(30)を含めて、ブラジル人4選手が同時に暴れ回る時間帯があるかもしれない。
ブエノは今年1月、母国の名門アトレチコ・パラナエンセから移籍金2億円(推定)で加入。左右両足のシュートやパスの技術が高く、柔らかいボールタッチも魅力。185センチの高さがある典型的なトップ下の選手で、課題は規律が求められる守備だった。
C大阪は現在7位、広島は9位で上位進出を懸けた一戦になる。
◆ヴィトール・ブエノ 1994年9月5日、ブラジル生まれ。母国ボタフォゴ、サントス、ウクライナのクラブを経てサンパウロ、22年2月にアトレチコ・パラナエンセへ移籍。プレースキック、ミドル、ロングシュートが得意。185センチ、78キロ。3年前に結婚したマユミ夫人は3歳から8歳まで滋賀・長浜市で育った日系4世。