【柏】パリ五輪世代の関根大輝が悔し泣き「まだどうにか出来る力なかった」今季最多4失点完敗

横浜対柏 前半、クロスを入れる柏関根(撮影・山崎安昭)

<明治安田J1:横浜4-0柏>◇第9節◇29日◇日産スタジアム

柏レイソルは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアルアイン(UAE)から戻ったばかりの横浜F・マリノスに、今季ワーストの4失点を喫し大敗した。

柏は26日の川崎フロンターレ戦から中2日。川崎F戦では連動した攻撃で何度もゴール前に迫り、1-1で引き分けたが、この日は序盤から横浜の圧力に屈し、前節の勢いが影を潜めた。後半途中からギアを上げ、後半は12本のシュートを放つも1点も返すことなく終了。U-23日本代表DF関根大輝(21)は、大敗に悔し涙を流した。

動きが重かったチームで、躍動していたのが関根だった。右サイドを何度も駆け上がりクロスを送り、シュートも打った。相手との1対1では負けなかった。それでも結果はついてこなかった。「相手の方が日程的にもきつかった。こっちの方がいいパフォーマンスを出せたはずなのに。前半から、試合を通して圧倒された。その中で、1人でも何とかしようと戦っていたけど、まだどうにか出来る力はなかった。ドリブルではがすとか、もっと増やさないといけない」と悔しさを口にした。

U-23アジア杯カタール大会では6試合中5試合で先発し、結果を残した。だが、帰国後は疲労からパフォーマンスが上がらず。5月15日の湘南ベルマーレ戦はプロ最短の後半18分で交代していた。そこから徐々に調子を取り戻し、前節の川崎F戦では相手MFマルシーニョを封じ込め、本来の関根の姿に戻っていた。

「カタールから帰ってパフォーマンスが上がらない中、1試合にかける気持ちをすごく感じた。大げさかもしれないけど、いつ、サッカー人生終わるかわからないし、逆に1試合活躍すれば海外とかも見えてきたりする。1試合が本当に大事だと感じた。そういう中で、こういう試合は正直、次につながらない。どうにかしてやろうという気持ちでプレーしたが、結果に結び付かなかった。まだまだだなあと感じます」と肩を落とした。

試合後の涙には「シンプルに悔しかった」とし、試合後に涙があふれたのは、静岡学園高時代の高校サッカー選手権で敗退した時以来だという。DF立田からは「すぐに試合があるから切り替えろ」と声をかけられた。関根は「すぐ試合が来るので切り替えたい」。中3日で迎える6月2日のホームでのアビスパ福岡戦へ目を向けた。