<明治安田J1:東京V5-3札幌>◇第17節◇2日◇味スタ
北海道コンサドーレ札幌はアウェーで東京ヴェルディに3-5で敗れ、3連敗を喫した。0-1の前半20分にMF荒野拓馬主将(31)が今季初得点を挙げて一時同点に追いつくも、前半は1-3。後半1分にMF近藤友喜(23)、同追加タイム4分にMF原康介(18)がゴールを決めたが、追いつけなかった。5月29日にクラブがペトロビッチ監督(66)の今季最後までの続投を表明。一丸での勝利を目指した初戦で結果は出せず、順位は最下位に転落した。
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雨が降る中、札幌は勝ち点3だけを求めた。4月27日湘南ベルマーレ戦(3-3)以来7試合ぶり今季2度目の複数得点を挙げたが、失点が多すぎた。ペトロビッチ監督は「守備で課題が残った試合」と挙げ「ミスは必ずある中で、十分に失点を防げなくはなかった。最後の場面で相手の攻撃を止められなかったのが5失点した理由」と振り返った。
基本布陣4-4-2の東京V対策として、今季初めてスタートからDF岡村とDF家泉を2センターバックに置く4バックを想定していた。ただ相手は前節でも採用した3-4-3。マンツーマンで対峙(たいじ)するも、1対1で負けてピンチを重ねた。前半で交代で退いた岡村は「自分たちのミスや関係が悪かったりしたからこその失点」と悔やんだ。
クラブが「今シーズンの最後までミシャ監督と戦う決意をしました」と表明してから最初の試合。決断への不安を打ち消すためにも、何が何でも勝ちたかった。指揮官は「私は今の状況でも必ず我々ははい上がれると信じている。私はまだまだ希望を捨てていない」と宣言する。この日、右ふくらはぎ肉離れが発表されたMF宮沢らケガ人の復帰を待ちつつ、J1残留へ反撃に転じるつもりだ。
8強がかかるルヴァン杯カターレ富山戦(5、9日)と天皇杯2回戦栃木シティ戦(12日)とカップ戦が続き、リーグ再開初戦の15日には19位京都サンガF.C.戦が待つ。同監督は「まだ試合数はたくさん残っている。盛り返せるチャンスはある」と構える。迷わず突き進むしかない。【保坂果那】