<明治安田J1:新潟2-2川崎F>◇22日◇第19節◇デンカS
アルビレックス新潟は今季最多3万3885人が詰めかけたホームで、川崎フロンターレと2-2で引き分けた。0-1の後半16分、DF藤原奏哉(28)が左足で同点ゴールを決めると、同追加タイム7分にFW鈴木孝司(34)が勝ち越し点を奪う。だがその4分後に再び追いつかれ、勝利を逃した。
神出鬼没な右サイドバックの藤原が、同点弾を決めた。1点を追う後半16分、ゴール中央に息を潜めるように進入すると、左DF堀米悠斗(29)のパスのこぼれ球に反応して左足インサイドでゴールネットを揺らした。ピッチのいたるところに顔を出す“サイドライン際の司令塔”。新潟ファンからは「なぜそこに藤原奏哉? 」という愛称でも親しまれる。新潟在籍4年目の今季J1初ゴールから、リーグ前半戦で3点を挙げた。
藤原、鈴木の連続ゴールでスタジアムは大きく揺れたが、12日のJ3北九州との天皇杯2回戦と同様に試合終了間際に追いつかれる展開。松橋力蔵監督(55)は「終わらせ方。チームを勝たすことが私の仕事。何かが足りたい。何かもっと手があったのではないか。もっと学ばないといけない」と悔いた。【小林忠】