現在7戦無敗(4勝3分け)で前節5位のセレッソ大阪が6日、敵地での東京ヴェルディ戦に臨む。勝てば今季2度目の3連勝になる。
4試合連続で先発出場するMF上門知樹(うえじょう・さとき、27)が5日、オンライン取材に応じ「C大阪に来て3年目。(小菊)監督がしたいサッカーを自分自身が一番、理解しているつもり。監督が求めるサッカーを自分が一番、体現できる」と、主力としての自覚をストレートな言葉で表現した。
C大阪のチーム編成上、15ゴールで得点王争い首位のFWレオ・セアラ(29)ら外国籍選手が攻撃の中枢を担い、日本人選手が絡みにくい状況にあった。
その中で5月中旬以降、可変システムながら4-3-3から4-4-2に変更。2トップでの出場機会を増やす上門は、強度の高いプレーで攻守に活躍。運動量が豊富な上に、背後への鋭い動きだしなど小回りが利くプレースタイルに、小菊昭雄監督(48)から「潤滑油として素晴らしい」と認められた。
J2ファジアーノ岡山から22年に新加入。1年目が18試合2得点、2年目が28試合4得点。今季ここまで18試合無得点とゴールこそないものの、充実感はつかめている。
親友の存在も大きい。同じ22年にC大阪へ加入したDF毎熊晟矢(26)が今夏、オランダ1部AZアルクマールへ移籍。上門は「(毎熊を)追いかけるではないが、僕もいずれチャンスがあれば(海外に)行きたい。負けないように、このC大阪で頑張りたい」と決意。より熱量がプレーに表れるようになった。
背番号7はこの日、「自信を常に持って試合に臨んでいる。あとはゴールがついてくれば、より重宝される選手になれる。目に見える結果を出せればチーム、個人としても、もっと上にいける」と意欲満々。
首位FC町田ゼルビアとは勝ち点8差。再び優勝争いにも、手が届くところまできた。
「(前節名古屋に勝ち)まだまだ、自分たちが優勝できる(可能性がある)チームと感じた。全員が今年は優勝を目指してやっている」
直接対戦で直近は5試合無敗(2勝3分け)という東京V戦。上門が前線でかき回せば、C大阪の勝率は上がる。
◆上門知樹(うえじょう・さとき)1997年(平9)4月27日、沖縄・うるま市生まれ。沖縄県立与勝(よかつ)高、琉球(J3、J2)、J2岡山を経て、22年C大阪に移籍。J1通算64試合6得点。今季は18試合無得点、ルヴァン杯4試合1得点。軌道が予測できないドライブシュートが武器。166センチ、61キロ。愛称「浪速のジョー」。