【C大阪】香川真司が30分プレー 古巣ドルトムントに1点差惜敗も「幸せな90分、感謝しかない」

C大阪対ドルトムント 後半、ドリブルで攻めるC大阪香川(撮影・上田博志)

<国際親善試合:C大阪2-3ドルトムント>◇24日◇ヤンマー

セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(35)が、古巣ドルトムント戦の後半途中から出場。約30分のプレーで健在ぶりを示した。

試合はC大阪が2-3で惜敗した。

ドイツ1部の強豪を相手に、スコアは0-3で迎えた後半17分だった。MF平野との交代でピッチに入ると、この日一番の歓声と拍手が沸き起こった。

「幸せな90分だった」と振り返った背番号8は「それは感謝しかない。こういう試合の意味は、経験の少ない若い選手には大きい。刺激になる1日になったらいい」と話した。

香川は10日の天皇杯3回戦J2ヴァンフォーレ甲府戦で筋肉系のけがをし、この2週間は別メニュー調整していた。ドクターらの見解では、ドルトムント戦は回避の方向だったが、香川は急ピッチで間に合わせ、30分間限定の出場にこぎつけた。

小菊昭雄監督(49)は「ドルトムントへの愛が、真司を回復させた。ギリギリ間に合った」という。

前日会見ではドルトムントでともにプレーした元トルコ代表MFのヌリ・シャヒン監督(35)と固い握手をかわし、決意した。

改めて香川は「ヌリが35歳で、ドルトムントの監督としてピッチラインに立っているところを見て、僕はすごく刺激を受けた。僕はそっちばかり見ていた。やはりすごい」と、親友の姿を心に焼き付けた。

ドルトムントは当時21歳だった香川が10年7月、初めてC大阪から海外移籍を実現させたクラブ。通算7年間在籍し、リーグ連覇の立役者になり、レジェンドの地位を築いた。

この日の香川は、MF喜田陽(24)とダブルボランチの位置でプレーし、前線で激しい当たりも見せた。香川が出場してから、MF柴山昌也(22)とMF阪田澪哉(20)のゴールも誕生。大敗濃厚から一転、敗れはしたものの、1点差の好試合を演出した。

三笘薫ブライトン-鹿島、伊東純也スタッド・ランス-磐田、C大阪-ドルトムント/スコア速報