リーグ連覇とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に向け、ヴィッセル神戸に頼もしい男が戻ってきた。
14日はメディアに練習を公開。前日にベルギー1部シャルルロワからの完全移籍加入が発表された元日本代表MF森岡亮太(33)がさっそく合流し、元気な姿を見せた。
10年に久御山高(京都)から神戸に加入した森岡は、16年からポーランドやベルギーでプレー。14年と17~18年に日本代表にも選出されていた。
この日は酷暑の中でのトレーニングとなったが、ポゼッションやゲーム形式のメニューでは軽快な動きを披露。練習後の第一声は「暑いっすね。ピッチの感覚とか機構の感じがだいぶ違うので、思ってた以上に応えました」と苦笑いだったが、8年半ぶりの日本でのプレーを楽しんだ様子だった。
シャルルロワでの終盤は「腰から来る神経痛」で苦しんだ森岡だが、この日動いても問題はなし。「(痛みは)全く出なかったのでそこに関しては完治している感じ」と不安を払拭させた。欧州とはシーズンのずれがあるものの「動きの部分では9割ぐらい。あとはそれをどれだけ持続できるか」とし、ベストの状態に近づけるまでに、それほど時間はかからないことをうかがわせた。
トップ下を本職とするテクニシャンのイメージが強い森岡だが、ベルギーでは強度の高い環境で戦ってきたこともあり、力強さを増した印象。以前の神戸所属時よりも体は一回り大きくなり、プレーも「だいぶ変わってると思いますよ」と話し、強度の高さが特長の現在の神戸でのフィットにも自信を見せた。
“再デビュー”のタイミングは状態を見ながらの判断で、現状ではいつになるか不透明だが、森岡は今後に向けて「強度ある今のスタイルを維持しつつ、その中で得点を取るクオリティーやリズム、クリエーティブなところを出していきたい」と意欲を見せた。【永田淳】