【C大阪】進藤亮佑「ぶっつけ本番でも結果出す」31日大阪ダービーでけが乗り越え今季初出場も

取材に応じるC大阪進藤(24年8月25日撮影)

セレッソ大阪の元日本代表DF進藤亮佑(28)が、大阪ダービーでの今季初出場に意欲を示した。

チームは7戦連続未勝利(3分け4敗)で3連敗中。残り10試合となり、31日にガンバ大阪戦(ヨドコウ)を迎える。

進藤は2月の開幕直前に右大腿(だいたい)部裏の筋腱(けん)が切れるという、大けがで長期離脱。今季初出場が大阪ダービーとなる可能性がある。

25日の大阪学院大との練習試合では、18日のJFLティアモ枚方戦に続いてフル出場した。最近3試合で11失点と守備が崩壊するチーム状況で、センターバックの進藤に対する期待は大きい。

「コンディションは100%には近づいているし、100%じゃなくても、出場する選手はいる。自分は出られるし、今まで経験してきた部分で太刀打ちができるし、補えることはあると思う」

J1通算140試合15得点の実績があり、北海道コンサドーレ札幌時代の19年には日本代表に選出された実力派。攻撃になれば、常識にとらわれない動きやポジショニングでゴールを重ね、ファンからは「なぜ、そこに、進藤」という称賛の言葉が生まれた。

現在のC大阪は17得点のFWレオ・セアラ(29)、3得点&7アシストのMFルーカス・フェルナンデス(30)、3得点のFWヴィトール・ブエノ(29)のブラジル人トリオしか、得点のにおいがしない。他の多くの選手はシュートを打たないし、打てない。

進藤は言葉を選びつつ「しっかり守備から入って、少ないチャンスでも点を取らないといけない。僕とかが、セットプレーから取ったりしないといけないとは思う」と、自軍の得点パターンに加わる自覚は十分にある。

札幌から移籍4年目。鈴木優磨(鹿島アントラーズ)や大迫勇也(ヴィッセル神戸)ら、各クラブのエースと渡り合ってきた。G大阪には現在、9得点で完全復活したFW宇佐美貴史がおり、ベースとなる守備力はもちろん、仲間に苦言を呈することができ、ここ一番での強心臓を持つ進藤の出番ともいえる。

「ぶっつけ本番だったとしても、結果を出してきた自負はある。そこは自分の状態がどうであれ、使ってもらえれば、自分の責任を果たす準備はしている」

正念場の大阪ダービーで、C大阪は背番号3の力が必要になっている。

◆進藤亮佑(しんどう・りょうすけ)1996年(平8)6月7日、札幌市生まれ。札幌の下部組織出身で15年にプロ契約を結ぶ。21年C大阪へ完全移籍。けがで数年は苦しむも、23年は28試合1得点で定位置獲得。選手会長を務め、今季から副主将に。J1通算140試合15得点。1対1の駆け引きに優れたセンターバック。各年代の日本代表に入り、19年11月6日のベネズエラ戦で初めてA代表招集(出番なし)。183センチ、74キロ。