7戦連続未勝利(3分け4敗)で3連敗中のセレッソ大阪。現在8位にいるものの近年では最もチーム状態が悪く、次節31日には5位のガンバ大阪戦(ヨドコウ)が待つ。
大黒柱のMF奥埜博亮(35)は、前節24日の横浜Fマリノス戦(国立)で今季初めて先発から外れ、0-4の大敗をベンチで見つめた。25日の大阪学院大との練習試合に、前半だけ出場した大ベテランに現状や思いを聞いた。
-現在のチーム状況は
奥埜 すべてが悪いわけじゃない。また、何か1つあれば変わっていける。そこは全員でやっていければと思う。練習試合に関しては普段、出ていない選手が多くやる中で、個人個人がいいアピールをできるようにという話もあった。それもまずは、チームがあってのことになる。
-大学生との練習試合だったが2-1の勝利
奥埜 練習試合で相手も大学生だが、まずは勝利が一番。結果として勝てたことが一番よかった。
-横浜戦では今季初めて先発を外れ、ベンチで最後まで出場機会がなかった
奥埜 誰もが試合に出るために練習し、1人1人が努力している。出る出ないを決めるのは監督。努力とかその試合までの準備は、各自でできることはあるが、メンバーは自分ではどうすることもできない。出た選手が責任を持ってやればいいし、1人1人が高め合ってやれればいい。(先発から外れても)あまり変わりはしない。試合に出られないのは悔しいし、その悔しい思いは今年初めて。出られない悔しさを味わえたので、より出られない選手の気持ちも感じることができた。
-大阪ダービーは
奥埜 今は苦しい状況だが、どんな状況でも次の試合は来る。勝っている時も、負けている時も、やるしかない。そこは変わらず、1試合1試合に勝てる準備をしたい。
-J1では9年連続でゴール中だが、今季はまだ無得点。2年前のヨドコウでの大阪ダービーで、奥埜選手が決めたようなカウンターによる得点が、今のC大阪には少ない
奥埜 ああいうのを決められれば気持ちいい。自分のゴールが勝利に結びつけば一番だが、まずはチームが勝つこと。その中で自分ができることを精いっぱいできればと思う。
◆奥埜博亮(おくの・ひろあき)1989年(平元)8月14日、大阪・太子町生まれ。仙台下部組織、仙台大を経て、12年仙台とプロ契約。J2長崎への期限付き移籍をはさみ、19年にC大阪移籍。FW、MFすべてこなす万能型で、走行距離は常に上位。20年9月の札幌戦ではC大阪のJ1通算1000ゴール目を決める。J1通算306試合40得点、J2通算55試合7得点。23年7月に右膝外側半月板損傷の手術を受け、その後は無得点が続く。171センチ、68キロ。