【柏】パリ五輪経由A代表復帰FW細谷真大が今季4点目 チームは敗れるも日本代表合流へはずみ

柏対東京V 前半、先制ゴールを決めた柏細谷(撮影・鈴木みどり)

<明治安田J1:柏-東京V>◇第29節◇31日◇三協F柏

柏レイソルは、エースFW細谷真大(22)の得点で先制も、東京ヴェルディに後半に勝ち越しを許し、2連敗となった。

シュート数は柏の16本に対し相手は7本。圧倒的に攻めながらも、昇格組の東京Vに勝ちきれず、サポーターからブーイングが起こった。細谷は「内容が良くても勝てない試合が続いているので勝ちきれるように、しっかり準備したいと思っている」と厳しかった。

敗れはしたが、パリオリンピック(五輪)を経由しA代表に復帰したストライカーらしい存在感を発揮した。前半8分、ペナルティーアーク付近でMF小屋松のスルーパスを受け右足シュート。相手GKの正面に飛んだが、キャッチミスのような形でそのままゴールに吸い込まれ今季4得点目を決めた。

シュートだけでなく、ポストプレーも光った。5バックで守る相手に対し、ペナルティーエリア内で相手を背負いながら味方にチャンスボールを供給した。細谷は「去年にはないプレーで、完全に引かれた相手にああいうプレーを出せたのは少し、成長は感じられた。でも、シュートシーンも多くつくっている中で、なかなか(点が)取れなかったので。そこが一番の改善点」と、5本のシュートで1得点にとどまったことに悔しさを口にした。

9月2日からはワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選に臨むため、日本代表合宿へと向かう。パリ五輪での活躍が認められてのA代表復帰だ。細谷は「入る予感はしていた」とし「(五輪で)インパクトを残せたのは良かったですけど、選ばれてからが勝負」と気を引き締める。

1月にはアジアカップ(杯)カタール大会のメンバーに招集されたが、初戦で先発も不完全燃焼に終わっていた。そこから8カ月。ポストプレーなど引き出しも増やし「変わったところをも見せていければと思うし、自信もある。(パスを)つけてもらえるように、しっかりといい準備がしたい」。W杯アジア最終予選は初戦が大事なのも分かっており「自分もその力に加われるようにしたい。立ち位置的にも、そこでやっていかないといけない」と生き残りへギラギラした思いを口にした。【岩田千代巳】

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