2月に58歳カズ「うまくなりたい…思わなくなれば終わり」プロ40年目へ今季もJFL鈴鹿

プロ40年目へ抱負を語った三浦知良(撮影・藤塚大輔)

FWカズ(三浦知良=57)がプロ40年目を迎える。J1に復帰した横浜FCから、今季も期限付き移籍で日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿でプレーする。1並びの1月11日に両クラブから発表され、本人が横浜市内で取材に応じた。

「うれしいです。とてもワクワクしています。良い準備をしたい。今日、発表するのは、皆さんが気をつかってくれて(笑い)。40年目になるけど、自分ではあまり数えていない。毎年毎年、新たな気持ちで良い準備をしたいと思ってシーズンへ入る。ぜひ良い結果を出したい。何とか貢献できるように良いプレーをして、勝利に貢献したい」

キングの向上心は、何歳になろうが不変。「(以前は)やれて30歳まで、が常識だった。みんなのサポートのおかげ」と感謝した上で「今でも、うまくなりたい。うまくなりたいと思わなくなったら終わりじゃないですかね。まだ努力が足りない。もっとやらないといけないですね」と、自らに言い聞かせるように語った。

22年に横浜FCから旧・鈴鹿ポイントゲッターズに加入。ポルトガル2部オリベイレンセ挑戦を経て24年6月25日、横浜FCからアトレチコ鈴鹿への期限付き移籍で国内復帰していた。

今後は今月15日から横浜FCのメンバーと練習し、2月は鈴鹿のキャンプに合流するという。今回のレンタルは26年1月31日までとなっている。

昨季は7月14日のヴェルスパ大分戦で後半途中出場し、約1年8カ月ぶりに日本のピッチに立った。10月26日にはホームのソニー仙台FC戦で22年11月以来、約2年ぶりとなる先発出場を果たし、自身の持つリーグ最年長出場記録を57歳243日に更新していた。

今年2月26日に58歳の誕生日を迎える。15歳の時に静岡学園高を中退してブラジルへ。名門のサントスなどで活躍した後、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でJリーグ初代MVPに輝いた。イタリア、クロアチア、オーストラリアでもプレーし、ポルトガルでの50代での再渡欧でも進歩。節目のプロ40年目も挑戦を続ける。【藤塚大輔】