【今治】岡田武史会長、J2初勝利お預け…昇格H開幕戦、J3得点王2人とも不発で秋田に0-1

岡田武史氏(2023年12月16日撮影)

<明治安田J2:今治0-1秋田>◇第1節◇16日◇アシさと

元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(68=日本協会副会長)が会長を務めるFC今治が、J2初勝利を逃した。昨季J3で2位となり自動昇格。ホームのアシックス里山スタジアムにブラウブリッツ秋田を迎え撃ち、前半の失点で0-1の敗戦を喫した。

秋田は24年のJ2で10位の中堅クラブ。挑む今治は前線に昨季のJ3得点王、FWマルクス・ヴィニシウス(27)とFW藤岡浩介(30)を並べた。36試合19得点で今治を昇格に導いたヴィニシウスに、同ゴール数でタイトルを分け合った藤岡をFC岐阜から獲得。24年夏に加入したFW加藤潤也(30)も含めた3トップで攻め、シュート15本(相手は7本)を浴びせたが、J2で5季目の相手に完封された。

守っては、前半40分に相手の10番FW小松蓮(26)にJ2初失点を食らった。ブラジル出身の新外国人DFダニーロ(27)や、J2いわきFCから加入のGK立川小太郎(27)を中心とした守備が、悔しい1点に泣いた。

新監督も1勝とはならなかった。元日本代表DFで岡田氏とともにW杯に挑んだ服部年宏前監督(51)が昨季限りで退任。J2のV・ファーレン長崎でヘッドコーチを務めていた倉石圭二氏(42)が抜てきされ、Jリーグで初めて采配したが、勝利は次節以降に持ち越された。

オーナーの岡田氏は、日本唯一2度のFIFAワールドカップ(W杯)指揮を誇る。今治のクラブ経営には2014年から参画。10年の節目だった昨季、J2昇格に導いた。国内5部相当の四国リーグからJFLと駆け上がり、今季は1年でのJ1昇格を目指している。

倉石監督「できることとできないことが、少し分かったゲームだったかなと感じています。積み上げてきたハードワークは通用するかなという試合でした。ただ、最後のフィニッシュワークのところ…相手のしぶとさ、粘り強さ、こじ開ける能力、仕組みは、まだまだこれからやらなければいけないかなと思いました。キャンプでの積み上げ、ハードワークだったり、プレス回避だったり。前半は秋田さんのプレスにちょっと戸惑ったというか、そこは想定内ではあったんですけど、予想以上に苦戦したので…。ただ90分、それが続くのか、という話をして。うちに流れは来る、と。交代選手も含め、そこに持っていけたことは良かった」

次節もホームで藤枝MYFCと対戦する。23日の午後2時キックオフ。倉石監督は「開幕戦で4500人のサポーターの皆さんが後押ししてくれたので、またそういう雰囲気づくりの中で、勝ち点3を取れるように頑張りたいと思います」と約束。昨季13位を相手に初勝利を狙う。【木下淳】

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