<JA全農杯 全国小学生選抜サッカーIN九州>◇23日◇熊本・大津町運動公園◇準決勝、決勝◇参加16チーム
サガン鳥栖(佐賀)が、2年連続6度目のJA全農杯制覇を果たした。トーナメントを勝ち上がり、決勝で長崎ドリーム(長崎)と対戦。後半6分と延長1分、網代時生主将(5年)が同点と勝ち越しの計2ゴールを決め、2-1で逆転優勝した。サガン鳥栖と長崎ドリームは、全国の強豪16チームが集う決勝大会「JA全農チビリンピック2025」(5月3~5日、神奈川・日産スタジアムほか)の出場権を獲得した。
サガン鳥栖の網代は、集中力を研ぎ澄ませて“その時”を待ち構えていた。延長開始1分、右CKのチャンス。ゴールラインに沿って一直線に飛んでくるボールの軌道と、両腕を目いっぱい伸ばして捕球を試みる相手GKを目で追いながら「狙った」。想定どおり、GKの弾いたこぼれ球を右足で思い切り蹴り込んだ。大会2連覇を決める、勝ち越しゴール。両腕を突き上げ、激戦の最中にある仲間たちを鼓舞した。
準々決勝、準決勝と順調に勝ち上がったものの、決勝はキックオフ直後に今大会初めて先制点を奪われた。ゴール前に迫りながら得点を奪えない時間帯にも、網代は「自分たちのペースになっている。まずは1点取ろう」と声を出し続けた。後半6分、ゴール前での混戦からこぼれ球を網代自ら押し込んで同点に。攻守の要、宮原右京(4年)の負傷退場というアクシデントに見舞われながら、フィジカルの強さを生かしして猛攻を仕掛ける長崎ドリームを連係した守備で防ぎきった。網代は初戦2、準決勝1、決勝2ゴールを決めて今大会4戦5発。キャプテンの役割に徹した活躍で、チームに九州王座と全国切符をもたらした。
荒木亮次監督は「選手たちには、初めて先制された状況をひっくり返すことで成長できると伝えてきた。昨年優勝して歴代最強とも言われた先輩たちを引き継ぐために、全員で力を合わせて戦ってくれた」と目を細めた。連覇の重責をはねのけて全国の舞台へ。新生・サガン鳥栖が挑戦の歩みを進めた。
▽準決勝
サガン鳥栖U-12(佐賀第1代表)2-1鹿児島ユナイテッドFCU-12(鹿児島第1代表)
長崎ドリームFCジュニア(長崎第1代表)0-0(PK6-5)アビスパ福岡U-12(福岡第1代表)
▽決勝
サガン鳥栖U-122-1長崎ドリームFCジュニア
<副賞>
SAGA VegeSoup3種食べ比べセット、ジュース「みかんのきもち」、うれしの茶(佐賀県農業協同組合)
宮崎牛カレー、宮崎ブランドポークカレー、日向夏グミ(宮崎県農業協同組合)
蒟蒻ゼリー(シークワーサー、タンカン、パイン)(沖縄県農業協同組合)
熊本彩果(県産果実ゼリー)、ミニトマト「アンジェレ」、ジューシー「みかんちゃん」(熊本県経済連)
黒豚カレー、あきほなみパックごはん、みどりの極ごくサラダ(鹿児島県経済連)
ニッポンエール福岡県産あまおう苺グミ、めし丸元気つくしパックごはん、国産果実のミックスジュース(JA全農ふくれん)
デコポン、びわゼリー、ストレートみかんジュース(JA全農ながさき)
豊後きのこカレー、豊後きのこ飯、ドライフルーツ(かぼす・サンクイーン)、つぶらなカボス(JA全農おおいた)
インスタントごはん、カフェ・オレ(JA全農)
<主催>日刊スポーツ新聞社、九州サッカー協会<後援>日本サッカー協会<主管>九州サッカー協会第4種委員会、熊本県サッカー協会第4種委員会<特別協賛>全国農業協同組合連合会(JA全農)<協賛>佐賀県農業協同組合、熊本県経済農業協同組合連合会、宮崎県農業協同組合、鹿児島県経済農業協同組合連合会、沖縄県農業協同組合