東京ヴェルディの城福浩監督(64)が10日、明治安田J1次節のヴィッセル神戸戦(12日、味スタ)に向けた会見に臨み、チームに対し“伸びしろ”を感じていると語った。
今季リーグ戦10試合を終え、2勝4分け3敗で勝ち点10の13位。苦戦続きだが、直近の5試合は1勝4分けと負けなしだ。
「(今季の)1戦目、2戦目というのは自分たちらしさを失ったかのようなシーズンの入りをしてしまった。思い返しても残念ですし、予見できたということもあったのですごく悔しい思いはありますけど、そこから選手たちともう一緒にもう一度、我々の精神的な原点回帰をして、謙虚にというか、自分たちらしさをしっかり持ってゲームに臨めている。それ以降は思うような勝ち点は重ねられていないですけど、内容に関しては決して悲観するものじゃないと思っています」
今はどのチームを相手にしても1点を争う勝負に持ち込めている。直近の柏戦(0-0)、FC東京戦(2-2)、横浜戦(0-0)はどれも勝利していてもおかしくないゲームだった。
それだけに「勝ち点1を3にしなければいけない。そこが我々の、最後のフィニッシュのところ、その1個手前のところですかね。超決定機にしていくところは課題として今抱えつつ、勝ち点1で終わった試合は、振り返ってみれば勝ち点3で終われた可能性があったと思える試合が多かった。それは今のこのチームの伸びしろだと思う。反省ばかりではなく、やれるようになってきたことをしっかりと自信を持たせて課題を全員で解決していきたい」と話した。
そして次節で対戦する相手は2連覇中の王者神戸だ。今季開幕から勝ち点9(2勝3分け3敗)の16位と低迷しているが、武藤嘉紀、大迫勇也らを筆頭に元日本代表選手が並ぶだけに、大きな壁であることに変わりない。
「今の神戸の勝ち点というのは本来のチームの力を表しているものではないと思う。力が削がれているわけではなく、選手層が薄くなっているわけではないので、必ず神戸は上位に食い込んでくるチームだと思っています。最大限のリスペクトをしながら、とにかく我々がベストな状況で臨まないと、なかなかいい試合はできないのかなと思っています」
持ち前のハイプレスと一体感を持って、食らい付いていく考えを示していた。