<天皇杯:大宮0-1筑波大>◇25日◇1回戦◇NACK
筑波大(茨城)が、またもプロのJリーグ勢を破る番狂わせを起こした。J2で2位を走るRB大宮アルディージャと相手のホームで対戦。前半40分にMF廣井蘭人(3年=帝京長岡)が決勝弾を奪い、格上を食った。
相手のストロングサイドで競り勝っていた右サイドバックの1年生、布施克真(日大藤沢)の右クロスに廣井が頭で合わせて虎の子の1点をもぎ取った。
筑波大は昨年も、対戦時にJ1で1位だったFC町田ゼルビアを破るジャイアントキリングを演じ、大学生初となる「J1首位」倒を果たしていた。
今季も、昨夏のパリ五輪(オリンピック)を目指すU-23日本代表だったFW内野航太郎(3年=横浜ユース)をエースに、J1浦和レッズに加入内定のGK佐藤瑠星(大津)ら豪華メンバーがそろっていた。得点した廣井も、新潟・帝京長岡高時代にスーパー1年生として全国選手権の4強入りに貢献したスター。アウェーながら真っ向勝負で勝ち切った。
17年度も大会を盛り上げた。1回戦でJ3のYS横浜に勝ち、三笘薫(現ブライトン)らが得点した2回戦でも当時J1のベガルタ仙台に勝利。3回戦でもJ2のアビスパ福岡を振り切っていた。
8強を懸けた4回戦は、この日も挑んだ大宮に0-2で敗れていたが、今度は後輩たちが借りを返した。
一方の大宮は、好調のリーグ戦からターンオーバーした。背番号10のFW豊川雄太らは温存され、DF市原吏音やFW杉本健勇がベンチには入った。その杉本らを後半27分から投入したものの、追いつくことはできなかった。
他会場では、元日本代表監督の岡田武史氏が会長を務めるJ2のFC今治が、J3の鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島県)に0-2で敗れた。前日24日には、同じくJ2の水戸ホーリーホックがJ3のSC相模原(神奈川県)に0-1で屈している。
前回王者のヴィッセル神戸などJ1勢が登場する2回戦は6月11~18日に行われる。
◆天皇杯1回戦(全27試合)結果
<1>カマタマーレ讃岐(香川県) 2(4PK5)2 高知ユナイテッドSC(高知県)
<2>福井ユナイテッドFC(福井県) 1-0 Honda FC(静岡県)
<3>福山シティFC(広島県) 2-1 FC徳島(徳島県)
<4>仙台大(宮城県) 2-4 東洋大(アマチュアシード)
<5>福島ユナイテッドFC(福島県) 9-1 東京国際大(埼玉県)
<6>水戸ホーリーホック(J2) 0-1 SC相模原(神奈川県)
<7>ラインメール青森(青森県) 5-0 BTOP北海道(北海道)
<8>ヴィアティン三重(三重県) 1-0 山梨学院大PEGASUS(山梨県)
<9>FC今治(J2) 0-2 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島県)
<10>ザスパ群馬(群馬県) 1-0 法政大(東京都)
<11>RB大宮アルディージャ(J2) 0-1 筑波大(茨城県)
<12>沖縄SV(沖縄県) 4-1 ヴェルスパ大分(大分県)
<13>ベルガロッソいわみ(島根県) 0-1 ギラヴァンツ北九州(福岡県)
<14>Brew SAGA(佐賀県) 2-1 イロンデル熊本FC(熊本県)
<15>FCバレイン下関(山口県) 2-1 環太平洋大FC(岡山県)
<16>FC岐阜(岐阜県) 3-1 富山新庄クラブ(富山県)
<17>松本山雅FC(長野県) 2-1 FC大阪(大阪府)
<18>ツエーゲン金沢(石川県) 6-0 中京大(愛知県)
<19>大分トリニータ(J2) 2-0 レベニロッソNC(愛媛県)
<20>アルテリーヴォ和歌山(和歌山県) 4-3 FC BASARA HYOGO(兵庫県)
<21>京都産業大(京都府) 3-1 守山侍2000(滋賀県)
<22>カターレ富山(J2) 2-1 順天堂大(千葉県)
<23>奈良クラブ(奈良県) 3-1 新潟医療福祉大(新潟県)
<24>いわてグルージャ盛岡(岩手県) 6-0 ノースアジア大(秋田県)
<25>栃木SC(栃木県) 5-0 大山サッカークラブ(山形県)
<26>愛媛FC(J2) 1-0 三菱重工長崎SC(長崎県)
<27>ヴェロスクロノス都農(宮崎県) 2-1 ガイナーレ鳥取(鳥取県)