【東京日テレV】「ネクスト長谷川唯」18歳真城美春が今季初得点「ビッグな選手に」

WEリーグ第2節ノジマステラ神奈川相模原戦に臨む東京日テレヴェルディベレーザMF真城美春(撮影・佐藤成)

<WEリーグ:東京日テレV5-0相模原>◇17日◇第2節◇味の素フィールド西が丘

昨季王者の東京日テレヴェルディベレーザが、ノジマステラ神奈川相模原に5-0で大勝し、ホーム開幕戦で今季初白星を挙げた。MF真城美春(18)が1ゴールを含む2得点に絡む活躍で勝利に貢献した。

中盤の一角で先発した真城は、前半から多くボールに触れるもなかなかアタッキングゾーンまで前進できない。無得点で前半を折り返した。

後半は躍動する。1-0の後半17分、右サイドでDF土光真代がボールを持つと、ポジションを一つ上げた真城が相手の背後に飛び出し、バウンドにうまく合わせてゴールネットを揺らした。今季初得点に「ゴール前に入っていこうっていう意識はあった。中入っていいボールが来たので、うまく合わせられたかな」とうなずいた。

続く21分には左サイドからドリブルでペナルティーエリア内に進入すると、切り返しで相手DFを翻弄(ほんろう)し、シュート。こぼれたところをFW樋渡百花が押し込んだ。「自分が点を取ってから心も楽になったというか、自分も気持ちよくプレーできた。自分の良さがでた」と本領発揮した。

昨季デビュー。WEリーグ初制覇に貢献し、ベストヤングプレーヤー賞を受賞したが、チャレンジの意識が強かったという。「今年はチームの中心になって、自分が勝利に貢献できるような選手になりたい」と自覚も芽生える。得点とアシストを合わせて2桁を目標とし、より結果を求める。

クラブの下部組織で育ち、世代別代表の常連。東京日テレVでは、なでしこジャパンの長谷川唯主将(28)がかつて背負った14番を任される。今年4月にはなでしこジャパンに追加招集され、コロンビアとの練習試合では得点も奪った逸材だ。

「ユイさんを目標にもしてますし、そういう選手ですけど、自分的にはとりあえずスタイルはそこまで同じような感じはしてないんですけど、ユイさんのような大きい選手というか、ビッグな選手になっていずれは同じピッチで戦えるように頑張りたいです」

夢は世界最高のサッカー選手の称号でもある「バロンドール」受賞だという。味方との連動やゴール前でのアイデアには自信を持つ。中盤より前では複数のポジションをこなせる器用さも持ち合わせる。新加入のMF塩越柚歩とも好連係をみせた。10番の菅野奏音も合わせて「もっと連係がとれれば、もう最強の真ん中が作れるんじゃないかなと思います」と手応え。次節はライバル三菱重工浦和レッズレディース戦。「最後のところをこだわっていきたいなと思います」と最終局面に強い意識を向け、連勝を目指す。【佐藤成】