<明治安田J1:東京1-0東京V>◇15日◇第29節◇味スタ
東京ヴェルディの城福浩監督(64)が、プロの矜持をむき出しにした。
かつて自身が指揮したFC東京との「東京ダービー」に0-1と敗れた。その試合後の会見。試合内容は受け入れられるものだったのでは? と問われた瞬間、反骨心の塊という男にスイッチが入った。
「受け入れられないです。さっきも言いましたけどプロで何年目かの選手たちが多く出ています。でもこの試合でそんなエクスキューズは通用しないんですよ。我々の選手層とかクラブ規模とか、そういう言い訳が通用する世界じゃないので。そんなこと言っていたら、やめた方がいいですよ。そういう意味では、名前負けした前半っていうのは本当に情けないなと思います」
リーグ4試合連続の無得点。29試合を終え、リーグワーストの総得点16は際立っている。
「今日出た選手は自分の特長をふんだんに出してくれたと思います。ただ我々の選手は、1人2人が離脱した時に、そこを埋める以上のもの、違うものを見せられるような状況っていうのはまだ作り切れていない。選手層の薄さというのは自分の鏡だと思うので、自分の指導が至らないのかなと思っています」
悔しさをグッとのみ込み、最後は指揮官としてベクトルを自分自身に向けた。