全日本ビーチサッカー大会(19~21日、兵庫・明石市大蔵海岸)で北信越代表のFUSION(柏崎市、4年連続7度目出場)が上位進出を狙う。ここ3年連続で初戦敗退。優勝した16年以来の白星を挙げて勢いにつなげる。
監督兼選手のGK永倉一樹(35)は「まず初戦を勝つ」。そして「サッカーの日本代表がW杯優勝を目標に掲げるように、自分たちも頂点を目指す」と力強く言った。1回戦(19日)はアヴェルダージ熊本BS(九州第1代表)と対戦。元日本代表らを擁する強敵だが、臆せず臨む。
手ごたえはある。9月に入り、所属選手のFP越後尭(42)の勤務先の協力で照明4個、発電機2個を練習に導入した。それまで練習は柏崎市の海岸で日没前の午後4時から。会社勤めのメンバーはほとんど砂浜で動く時間がなく、体育館などで汗を流した。照明が入ったことで午後6時開始に変更し、社会人選手も週6日、浜でボールに触れるようになった。
エースで主将のFP藤本凌久(22)は「練習の内容が濃くなった。毎日砂の上でできることが大きい」と。昨年の全日本後、チーム全体で意識を高めてきた。グループLINEで、それぞれがその日取り組んだ自主トレの内容を全員に連絡。「やったことを共有することでお互いの刺激になる」と永倉監督。柏崎市内に専用のウエートトレーニング場を借りて体作りにも取り組んできた。
前回優勝の16年は全員プロ。予選リーグ、決勝トーナメントを勝ち上がった。トーナメントのみになってから3大会連続で初戦で散ってきた。日本代表候補と目される藤本主将は「まずチームが勝つこと。それが評価にもつながる」。1勝をもぎ取りにいく。【斎藤慎一郎】