【ACLE】権田修一が加入から1週間半で神戸デビューに「めっちゃ緊張した」決勝点の起点にも

神戸対メルボルン・シティ 前半、ボールを蹴り込む神戸GK権田(撮影・加藤哉)

<AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)神戸1-0メルボルンC(オーストラリア)>◇1日◇1次リーグ東地区◇第2節◇ノエスタ

ヴィッセル神戸がメルボルン・シティー(オーストラリア)を1-0で下し、開幕連勝を飾った。

この試合で新加入の元日本代表GK権田修一(36)が神戸デビューを果たした。

ハンガリー1部のデブレツェニVSCからの完全移籍加入が発表された9月20日からわずか1週間半での初陣。経験豊富ではあるが、5月以来の実戦ということもあり「めっちゃ緊張しました」と振り返った。

シュートセーブの機会は訪れなかったが、後方からの声かけや、ビルドアップの面で貢献。「今日は(失点)ゼロで抑えないと勝ち点3は取れない試合内容だったので、しっかり抑えて勝ち点3を取れたのは良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

後半アディショナルタイムの決勝点は、権田のフィードから生まれた。ロングキックをつないで、最後はMF汰木康也がゴール。この流れに「このチームは蹴った時のオーガナイズがすごくしっかりされているので、立ち位置を取ればそれでチャンスになる感覚はある。僕のキックじゃなくて、終盤のきつい時間でも信じてポジションを取れる良さが出た」。ピッチに立ったことで神戸の強みを実感し、それを決勝点につなげてみせた。

国内での選手登録期限を過ぎての加入となったため、今年はACLE専用の選手となるが、出場機会がない中でもチームの底上げをしていく考えでいる。直近のリーグから10人を入れ替えて臨んだこの日の前半が乏しい内容となったことに「後半に(主力に)交代した後のような迫力や勢い、アグレッシブさを(前半から)出せるようにしたい」。ターンオーバーしても落ちないチーム力の必要性を語り「週末は(リーグ戦の)メンバーに入れず悔しい思いをする選手と一緒に練習をする。そういうところでもっと求めて、ベースをもう1段上げること」と、新天地でのもう1つの役割を確認した。【永田淳】