【京都】須貝英大がJ1初ゴールとなる同点弾 ドローに悔しさも「軸をぶらさずに走り続けたい」

京都対川崎F 前半、同点ゴールを決めた京都須貝はボールをセンターサークルに運ぶ(撮影・西尾就之)

<明治安田J1:京都1-1川崎F>◇4日◇第33節◇サンガS

京都サンガF.C.が川崎フロンターレと1-1で引き分けた。

京都は前半8分に先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、DF須貝英大(26)の同点弾で追い付いた。

前半38分、MF平戸太貴からの柔らかいボールに抜け出したMF奥川雅也が右ポケットを取り、マイナスのクロス。ゴール前に飛び込んだMF松田天馬が横に流し、最後は外から入り込んだ須貝が右足で押し込んだ。京都が放った前半唯一のシュートを決めた左サイドバックは自身のJ1初ゴールに「目に見える結果を1つ出せたのはすごく良かった」と話した。

9月23日FC町田ゼルビア戦では得点にはならなかったもののPKを獲得し、同28日セレッソ大阪戦ではCKでのデザインプレーでボールをスルーして松田のゴールを“アシスト”。どちらも記録にはならないものだったが、サイドバックながら得点に関与するプレーを増やし、ついに得点を記録。「ゴール前に顔を出すところは自分の良さでもある。それをやり続けてゴールという結果に結びついたのは良かった」と自信を深めた。

しかし、勝利が必要な試合で勝ち点1に終わったことで、笑顔はなし。「勝たなきゃいけない試合だったから、すごく悔しい試合」と唇をかんだ。

それでも逆転Vに向けての望みへの思いは持ち続けている。「残り5試合はどれだけ自分たちを信じられるか。信じ続けてきたからこその今の順位でもあるし、やるべきことを変えずに、自分たちの軸をぶらさずに走り続けたい」。右サイドの福田心之助とともにアップダウンを繰り返す背番号22が、最終盤もサイドからチームを活性化していく。【永田淳】