<明治安田J1>◇25日◇第35節第1日◇8試合◇日産スタジアムほか
最下位アルビレックス新潟の来季J2降格が決まった。26日にホームでヴィッセル神戸と対戦する勝ち点22の新潟は、残り4試合で残留圏の17位以上への浮上が不可能となった。
25日の試合で勝ち点34の17位横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島戦で引き分け以上か、同32の18位横浜FCが柏レイソル戦で勝利した場合、J2降格が決まる厳しい状況の中、横浜が広島に勝利し降格が決まった。
シーズン移行で挟む特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」を含め「1・5」シーズンの間、J1には戻ってこられない。
「新潟史上最高」となる2007年の6位を超える成績を目指した今季。2022年から指揮を執った松橋力蔵監督(現FC東京)が昨季限りで退任し、J2水戸ホーリーホックのコーチだった樹森大介監督を新たに迎えた。
ただ、昨季準優勝だったルヴァン杯で得点王のFW長倉幹樹(現FC東京)、日本代表経験のあるGK小島亨介(現柏)ら主力が他チームに移籍。開幕から試合の主導権を握りながらも終盤に失点する展開が続き、8戦未勝利(4分け4敗)と白星に見放された。
それでも、4月6日に3万6000人以上が集まった東京・国立競技場で、昨季王者の神戸に1-0で競り勝って今季初勝利。以降は4勝3分け5敗と盛り返しつつあったものの、6月25日の川崎フロンターレ戦を前に樹森監督が20試合4勝7分け9敗、勝ち点19の18位で解任された。後任には、下部組織の監督やトップチームのヘッドコーチなどを歴任した入江徹コーチが就いた。
6月からは生え抜きのFW小見洋太が柏レイソル、DF稲村隼翔がセルティック(スコットランド)、MF宮本英治がファジアーノ岡山、MF秋山裕紀がダルムシュタット(ドイツ2部)、FW矢村健が藤枝MYFCなど主力を含む計7人がチームを離れた。
FWブーダ、FWマテウス・モラエスら7人を新たに加えたが、目に見える数字を残せず、チーム最多6得点を挙げていたMF長谷川元希も監督交代後は無得点と勢いが止まった。
入江監督就任後は3分け11敗の14戦未勝利で勝ち点3(同監督が新型コロナウイルス感染で吉本岳史ヘッドコーチが指揮した1試合を含む)。ここまで1度もサポーターに勝利を届けられないまま、チームは4試合を残して4季ぶりのJ2降格が決まった。
◆新潟の最近10年のリーグ戦成績と監督別成績
16年J1=15位 吉田達磨(7勝6分17敗)→片渕浩一郎(1勝0分3敗)
17年J1=17位 三浦文丈(1勝2分7敗)→片渕浩一郎(0勝0分1敗)→呂比須ワグナー(6勝5分12敗)
18年J2=16位 鈴木政一(8勝5分14敗)→片渕浩一郎(7勝3分5敗)
19年J2=10位 片渕浩一郎(3勝3分3敗)→吉永一明(14勝8分11敗)
20年J2=11位 アルベルト(14勝15分13敗)
21年J2=6位 アルベルト(18勝14分10敗)
22年J2=優勝 松橋力蔵(25勝9分8敗)
23年J1=10位 松橋力蔵(11勝12分11敗)
24年J1=16位 松橋力蔵(10勝12分16敗)
25年J1=20位 樹森大介(4勝7分9敗)→入江徹(0勝3分11敗)※10月25日現在