<明治安田J3:沼津0-0相模原>◇2日◇第34節◇愛鷹広域公園多目的競技場
最下位の沼津は、ホームで相模原とスコアレスドローに終わった。連敗を3で止め、4試合ぶりに勝ち点を積み上げた。しかし、目指した勝利には届かず。鈴木秀人監督(51)は、開口一番「今日も多くのサポーターが駆けつけてくれた。勝ち点3が取れなかったことが残念でならない」と厳しい表情で話した。
前半20分。左ウイングバックのMF宮脇茂夫(23)が最終ラインの裏に飛び出し、ロングボール1本でゴールに迫った。指揮官は「背後のスペースにチャンスがあると思っていた」。その後も狙い通りの形から攻撃を展開し、相模原の11本を上回る16本のシュートを放った。一進一退の攻防が続く中で好機もきっちり作ったが、最後まで仕留めることはできなかった。
本拠地で勝ち点1獲得にとどまった。それでも、直近3試合連続で複数失点していた守備は4戦ぶりの無失点と収穫もあった。さらに、他会場ではJ3残留を争う19位讃岐が敗戦。勝ち点差は「6」に縮まった。残り4試合。最終節には讃岐との直接対決も残す。
9日の次節はアウェーで琉球と対戦。宮脇は「勝てなかったことは悔しいけど、勝ち点が1つでも縮まったことは収穫。次の琉球戦で勝ち点3を取って、勢いをつけたい」と顔を上げた。正念場で見えた一筋の光を、つないでいく。【前田和哉】