【長崎】2戦連続PK獲得の米田隼也「狙い通り」ファンへ「愛を返したい」感謝のJ1昇格誓う

長崎対水戸 後半、長崎米田(右)は水戸大森からファウルを受けPKを獲得する(撮影・上田博志)

<明治安田J2:長崎2-1水戸>◇23日◇第37節◇ピースタ

V・ファーレン長崎が水戸ホーリーホックに競り勝ち、逆転で首位に立った。

先制しながらも水戸に追い付かれて迎えた後半、長崎が再び勝ち越した。

後半18分、DF江川湧清がスペースに入れたボールを、途中出場のFW山崎凌吾がキープ。内側に走り込んだDF米田隼也がペナルティーエリアに侵入したところで水戸DFに倒され、PKを獲得した。後半20分にこれをMFマテウス・ジェズスが決めて再びリード。最後までこの1点を守った。

貴重なPKを獲得した米田は「めちゃめちゃプレッシャーがかかっていた」という中でも、冷静な判断ができていたことを明かした。「凌くん(山崎)がタメを作ってくれて、ゴール方向にファーストタッチが決まった。そこで相手も追い付いてきたけど、切り替えした時に足が見えた。狙い通りだった」。1点を争う緊迫した展開の中でも、頭は冷静に保っていた。10日愛媛FC戦から2試合連続となるPK獲得。「珍しいと思う。持ってるなと思います」と結果に貢献できたことを喜んだ。

長崎が前回J1に所属した18年が大卒1年目だった。今回昇格を果たせば、それ以来のJ1となる。「あの時はフィジカルもメンタルもすごく差を感じた。そのリベンジというか、再チャレンジをしたい。あれから僕はJ2ですごく成長を遂げているので、J1の舞台で活躍して、J1を代表するサイドプレーヤーになりたい」。長崎で8シーズン目を戦う30歳は貪欲に語った。

「こんなに長くいると思わなかった」という米田が、同じクラブでの長くプレーするのは、ファンから受けた愛情によるものだという。「本当に愛を感じたので、その愛を返したい、みんなを笑顔にしたい。このクラブでやることが一番のやりがい」。思いを包み隠さず口にした。29日にアウェーで徳島ヴォルティスと戦う最終節(鳴門大塚)に向けては「シンプルに、勝って優勝する。それだけを考えている」。長崎愛でのJ2VとJ1復帰を力強く約束した。【永田淳】

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