【高校サッカー】清水ユースが無敗で2連覇 沢登監督「走る部分、筋トレも増やしてきた」

無敗で2連覇を達成した清水ユースの選手たち

<高円宮杯U-18サッカープリンスリーグ東海:清水ユース3-0藤枝東>◇29日◇第17節◇藤枝総合運動公園サッカー場ほか

清水ユースは3-0で藤枝東を下し、開幕から17戦無敗でリーグ2連覇を成し遂げた。後半にDF岩永京剛(3年)のゴールなどで3得点。シュート数も19-1の完勝で悲願を達成した。磐田ユースは1-4で藤枝明誠に敗戦。今季最多失点で3試合ぶりの黒星を喫したが、1試合を残して来月12日開幕(広島)のプレミアリーグ参入プレーオフ(PO)に出場する2位以内が決まった。

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清水ユースが1度も負けずに頂点に立った。0-0で迎えた後半23分、右サイドバックの岩永が味方のパスに抜け出し、エリア内に進入。角度のない位置から右足を振り抜き、豪快にネットを揺らした。相手GKの頭上を射抜く技ありの1発は「狙い通りだった」。普段の練習から何度も決めている得意な形で均衡を破ると、自慢の攻撃力で押し切った。

同25分、来季のトップチーム昇格が内定しているMF土居佑至(3年)が左足で追加点。終了間際には途中出場のFW沢田卓磨(1年)が敵陣でのハイプレスからボールを奪い、右足でダメ押しの3点目をマークした。守備も90分間で相手のシュートを1本に抑え、2試合連続での無失点。沢田は「みんなが体を張ってくれたおかげ」と胸を張った。

多彩な攻撃を支える「堅守」が強みになった。チームは今夏の日本クラブユース選手権出場を逃した。沢登正朗監督(55)は「走る部分とフィジカルで戦うための筋トレも増やしてきた」と振り返る。猛暑の中でも週3日のペースで2部練習などを敢行。全国舞台に立てなかった悔しさを力に変えた。

4月の開幕から17戦無敗の快挙でリーグ連覇を達成。来月6日の最終節は磐田ユースとの「静岡ダービー」が控えている。岩永は「圧倒して勝たなければ、プレミアリーグにも上がれないと思う。勝って、参入戦にいく」と宣言した。宿敵を破り、「完全V」で参入POに乗り込む。【神谷亮磨】