【Jトライアウト】都並優太「都並家はそういうのやってない」JFL浦安監督の父敏史には頼らず

JPFAトライアウトに参加する元奈良クラブの都並(撮影・上田博志)

<Jトライアウト>◇17日◇大阪府内

日本プロサッカー選手会(JPFA)トライアウトが17日、大阪府内で行われた、J3奈良クラブDF都並優太(奈良=33)が11対11の1本目に出場した。

ダブルボランチの一角で出場した都並は、積極的な前へのパス出しで青チームに推進力を生み出す仕事ぶり。積極的に声を出して即席チームの中でリーダーシップを発揮した。トライアウトを終えた都並は「自分の力以上のものは出ないから、できるだけいいところを出そうと思ってやった。チームの選手がプレーしやすいように、人間性のところで引っ張っていこうとも考えた。みんな必死の思いで集まってやっている。そういう場で少しでもいい影響を与えられればなと思ってやれたので、そこに後悔は1つもない」と、すがすがしい表情で話した。

このトライアウトには、ネガティブな感情を抱くことなく参加した。「たくさんレベルの高い選手が出てくる中で、自分が契約満了になったことを逆にポジティブに考えた。こういう機会で自分が1人の選手として何ができるのかっっていうのを見てみたかったし、あぐらをかいて待っていてもオファーがもらえるような年齢でもないので、まずは自分が動けることをこの場で見てもらうことで可能性が広がると思った」。その考えをプレーで示した。

参加31人の選手で唯一、半袖ユニホームでピッチに立った。その理由を問われると「奈良クラブに7年お世話になって、そういう思いも背負ってプレーしたかった。シーズン終盤はなかなか(試合に)出られなかったので、このユニホームを着たいと思ったので、ユニホーム一式で出させてもらった」と、19年から所属した所属したクラブへの思いを口にした。

元日本代表DFの父敏史さんはJFLブリオベッカ浦安で監督を務めているが「都並家はそういうのやってないんで」と、頼るつもりはない。「電話しても『お前甘くねえからな』って言われて切られただけ(笑い)」と親子のやりとりを明かした上で、今後について「そっちの方が気持ちがいい。僕は都並優太っていう1人の選手として、責任と覚悟を持って次のキャリアがあれば進みたいし、そうでなければ選手を終えるしかない」と話した。

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