セレッソ大阪が、今季J2に降格の横浜FCからFW桜川ソロモン(24)の獲得を濃厚にしたことが3日、分かった。ナイジェリア人の父、日本人の母を持つ身体能力抜群のストライカーで、完全移籍での交渉は大詰めに入った。6日のチーム始動を前に滑り込みでの獲得となりそうだ。
屈強なフィジカルや191センチの高さを武器に昨季、35試合4得点をマークした桜川は、かつてJリーグ公式サイトで、ベルギー代表FWと似た体格やスタイルから「日本のルカク」と紹介された逸材。
実際に昨年、C大阪は横浜FCにリーグ戦2戦全敗と苦手にし、6月8日のルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦では桜川に決勝点を許し、ベスト8進出を逃している。J1での実績は昨年のみだが、プロ7年目の26年へ伸びしろはまだあると判断した。
昨年10位に終わったC大阪は、得点ランキング2位の18ゴールを記録したブラジル人、FWラファエル・ハットンがオフに退団。3トップの中央が務まる代役を探していたが、ポストプレーや空中戦、フィジカルの強さが際立つ桜川が加入すれば、2年目のパパス監督も新たな引き出しが増えそうだ。
関係者によると、契約は結んでいないものの交渉は大詰めだという。
今季のC大阪は、大体大から入団2年目のFW古山(ふるやま)兼悟(23)、阪南大に在籍しながらプロ契約を結んだFW金本毅騎(うぃぎ、21)、MF兼務のFW中島元彦(26)らがセンターFWの定位置を争う。スペイン語で「桜」を意味するセレッソに、桜川が加わればハイレベルな競争が期待できそうだ。
◆桜川(さくらがわ)ソロモン 2001年(平13)8月4日、千葉市生まれ。千葉の下部組織から20年に当時J2のトップチームでプロ契約を結び、23年岡山(当時J2)へ期限付き、24年横浜FC(24年がJ2、25年がJ1)へ完全移籍。J2通算145試合22得点。各年代の日本代表に入り、一時は24年パリ五輪にも期待された。191センチ、94キロ、利き足は右。