<明治安田J1百年構想リーグ:千葉3-2東京V>◇4日◇EASTグループ◇第9節◇フクアリ
ジェフユナイテッド市原・千葉が東京ヴェルディに3-2で勝利し、リベンジを果たした。
09年から昨年まで16年間J2で苦闘を続けた。その3年前の23年11月26日、J1昇格プレーオフ準決勝で東京Vと対戦し、1-2で敗れた。その悔しさを知る選手が勝負を決めた。
2-2で迎えた後半40分、DF高橋壱晟が右から入れたクロスボールを左から途中出場のDF日高大が走り込み、左足ダイレクトで合わせ、ゴールへ流し込んだ。サイドバックから逆のサイドバックへ渡り、決勝点となった。千葉らしい、積み上げてきたオープン攻撃が実った。
日高は「待ちに待ったというか、絶対に勝たなきゃいけない相手だったので、めちゃくちゃうれしいです」。23年から指揮を執る小林慶行監督からも試合前に発破をかけられた。日高は「ウォーミングアップ、円陣でも絶対にリベンジしなければいけないって言わせてもらったんですけど、自分が一番気持ちが入っていたかもしれないです」と話した。
小林監督は「勝って反省」と試合を総括した。前半に2点を奪って主導権を握りながら、後半早々に緩慢な守備から1点を返され、さらに同点とされた後も猛攻を受けたことを踏まえたもの。後半は東京Vの決定機が多かっただけに、スコアが逆になっていてもおかしくなかった。「自分たちのイージーなミスで相手を乗せてしまったのは間違いない」と反省を忘れなかった。
ただ得点場面も含め、小林監督のもとで積み上げてきたサイド攻撃と連携が随所に見えた試合だった。「相手のシステムとかやり方によって多少の変化はあるんですけそ、自分たちの根本的なスタイルは明確にはなっている」と手応え。そして「選手たちは今自分たちが持っている力を本当に100%、そして今日来ていただいたサポーターのおかげで101、102%にしてもらった。だからこそのこの結果」と前向きにとらえた。