<明治安田J1百年構想リーグ:G大阪2(5PK3)2岡山>◇19日◇WESTグループ第11節◇パナスタ
ガンバ大阪がPK戦の末にファジアーノ岡山を下した。
勢いを持って試合に入ったのは岡山だった。キックオフと同時に前への姿勢を打ち出し、開始23秒でスローインからMF江坂任がゴールに迫り、その直後には右からのクロスに逆サイドのウイングバックのMFブラウンノア賢信が入り込んだ。その勢いのまま同5分には左CKからMF木村太哉がネットを揺らして先制に成功した。
失点までは落ち着きのない対応が続いたG大阪は、その後徐々に落ち着きを取り戻す。26分には右CKからDF三浦弦太が頭でつないだボールを、DF岸本武流が押し込んで同点に追い付いた。
G大阪は後半にFW宇佐美貴史が今季開幕戦以来のピッチに立つと、周囲の選手の積極的な動きを引き出し、攻撃を活性化。後半20分には左でボールを受けて中央へ鋭いパスを送ると、受けたFWイッサム・ジェバリが正確なコントロールから右足でゴール右下へ見事なシュートを決めて逆転した。
しかし岡山も途中出場のFWウェリック・ポポがインパクトあるプレーでG大阪に圧力をかけ、同27分にはカウンターの場面でパワフルなドリブルで左サイドを突破。競り合いながらのクロスが入ると、これを江坂が合わせて再び同点とした。
2-2で突入したPK戦ではG大阪が5人全員が成功し、1人が失敗した岡山を下したが、イェンス・ビッシング監督は不満を爆発させた。「正直、気分は悪い。いいサッカーをしていても勝てるものではない。相手に対して簡単にゴールを与えてしまった。最後の残り数秒での大きなチャンスがあり、90分で相手が3点目を入れることも可能だった。自分たちがあれだけのチャンスを作りながらも点に結び付かず、自分たちよりチャンスの少ない相手がしれっとゴールを決めてしまう。PKでは勝ったが、いい気分ではない」。笑顔を見せることなく会見を終えた。