【鹿島】新クラブハウス移転検討発表に鹿嶋市「強い憤りを覚えます」見解発表

鹿島のエンブレム

茨城県鹿嶋市は22日、同市内を拠点とする鹿島アントラーズが、同県潮来市から新クラブハウス整備の提案を受けたとする発表について田口伸一市長名義で見解を出した。

新クラブハウスについては、同日クラブが、潮来市から同市内への整備提案を受け、実現可能性を精査するための検討(基本計画策定に向けた協議)を開始したと報告。現在は鹿嶋市内にあるが、老朽化や「クラブが掲げる成長戦略に伴う人員増加、および育成組織であるアカデミーからトップチームまでの一貫した指導・育成環境をさらに発展・継続させるにあたり、現敷地内において拡張するためのスペース確保が物理的に困難」などと説明していた。

鹿嶋市は、「本市はホームタウン5市の中で筆頭の出資自治体として,クラブ創設以来,地域を挙げてクラブの活動を支えてまいりました。そのような長年の関係がありながら,クラブハウスの潮来市内への移転検討に係る公表がされたことに強い憤りを覚えます」とコメント。さらに「Jリーグのクラブは,地域に支えられて成り立つ存在であり,クラブハウスの立地は,単なる施設配置の問題ではなく,クラブの拠点やホームタウンとの関係そのものに関わる重要な問題です。このため,今回のクラブによる移転検討は,これまで本市との間で築いてきた信頼関係を大きく損なう行為であり,市を挙げて反対するものです」と伝えた。

さらに「市民一丸となって,クラブを自らのクラブとして支え,共に歩んできた地域の理解を到底得られるものではなく,今後,関係事業への影響を考えざるを得ません。このため,本市といたしましては,クラブがこれからも地域とともに歩む存在であるのか,それとも地域との関係を変えようとしているのか,本件はその姿勢が問われるものであるとの認識のもと,市民の想いを踏まえ,クラブに対し誠実かつ責任ある対応を強く求めると共に,改めてクラブハウス等の潮来市内への移転検討に反対するものであり,撤回を求めます」と強い姿勢を示した。