【町田】相馬勇紀1カ月ぶり復帰「何が起こるか分からない」W杯緊急招集見据え準備も

町田対浦和 後半、パスを出す町田相馬勇紀(撮影・鈴木みどり)

<明治安田J1百年構想リーグ:町田1-0浦和>◇22日◇EASTグループ第18節◇MUFG国立

FC町田ゼルビアのエース、FW相馬勇紀(29)が、後半9分からピッチに立ち、公式戦7試合ぶりの復帰となった。

浦和レッズ戦の4月26日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート決勝アルアハリ(サウジアラビア)戦でプレー後、足を痛めてベンチ外が続いていた。

左シャドーに入ると鋭いドリブルを武器に好機を演出。後半23分には左から完璧なクロスボールを送り、FWイエンギのヘディングシュートをお膳立てした。ボールは浦和GK西川周作の正面でゴールはならなかったが、本来の動きを披露した。

黒田剛監督は「やっと戻ってきたなと。町田のエースでもありますし。反撃をする時のタメを作って、サイドを変えていったり、そのへんはさすがだなと思います」とたたえた。

今季は連戦が続き勤続疲労を起こした。故障が響き、期待されたワールドカップ(W杯)日本代表のメンバーからは落選した。ただギリギリまで代表のメディカルスタッフと負傷状況を確認するなど継続的にコミュニケーションを取っていたという。外れた悔しさはあるが、相馬は「ここまでの人生で後悔はない」ときっぱりと言った。

ただ日本代表のバックアップメンバーとなれば、登録選手に何かアクシデントがあった場合、追加招集される可能性がまだ残されている。それだけに「何が起こるか分からないので、練習もたくさんできますし、僕らは(J1の)プレーオフもあるので最後までコンディションをとにかく上げて、何かあった時にもし選ばれた場合に、(W杯の)舞台で活躍できるようにしたいと思っています」とも口にした。

5度目のW杯行きを決めた長友佑都にもメッセージを送ったという。「ずっと一緒にやってきましたし、最後までJリーグもあるのでまだまだ頑張ろうって伝えてくれました」。

まずは来週末から始まるプレーオフ2試合に向け、町田で全力を尽くす。