<静岡県高校総体サッカー:藤枝東2-0清水東>◇23日◇3回戦◇藤枝明誠グラウンドほか
藤枝東は2-0で清水東を退け、3年連続となる8強に進出した。0-0で迎えた後半40分、FW増田瑛斗(3年)が先制点。待望のゴールを契機に、同追加タイムにはMF望月瑠斗(3年)がPKで追加点と試合終盤で畳みかけた。藤枝明誠は3-0で飛龍に快勝し、2年連続の8強入りを果たした。準々決勝は30日に行われる。
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藤枝東FW増田が接戦に終止符を打った。後半39分に相手GKが得点機阻止で一発退場。数的優位となった直後の同40分、左クロスから仕留めた。前方でFW森田一颯(2年)がつぶれ、中央に流れたボールに反応。「前半のチャンスを決めきれず、少し焦りがあった。次は必ず決めるという思いだった」と左足を合わせ、ネットを揺らした。
欲しかった先制点。ゴール裏に陣取った応援団、駆け寄る仲間と喜びを爆発させた。「相手の退場もあっていくしかないという感じだった。やっと決められてホッとした」。遠かったゴールを終了間際にこじ開け、勝負あり。同追加タイムにはハンドで得たPKをMF望月が冷静に沈めた。
苦しむチームを救った殊勲のヒーローは、これで高円宮杯プリンスリーグ(L)東海を含めて公式戦7戦連発となった。好調の要因について「湯山さんのゴール前の位置取りや、1タッチゴールを参考にしている」と明かす。24年の同L、18試合21得点で得点王に輝いた先輩のFW湯山大輔(京産大2年)を“お手本”に磨いたゴール前の感覚が花開き始めている。
準々決勝では3回戦でプリンズ勢の一角、富士市立を撃破して勢いに乗る聖隷クリストファーと対戦する。同校とは昨年10月の県選手権決勝トーナメント1回戦でも対戦し、2-1。ゴールも記録している増田は「8戦連発いきたい。クロス、スルーパスを確実に決めたい」と言った。18年以来8年ぶりとなる夏の全国を目指す藤色軍団、その最前線に頼もしいストライカーがいる。【前田和哉】