日本人指導者に欧州の扉開く、UEFAとAFC12カ国が指導者ライセンスの相互承認を締結

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日本サッカー協会(JFA)は27日、欧州連盟(UEFA)とアジア連盟(AFC)が指導者ライセンスの相互承認を締結したと発表した。

これまで連盟ごとに指導者養成プログラムの体系が大きく異なっていることがネックだった。JFA Proライセンスを保持している日本人指導者が欧州で監督やコーチ職に就く場合、UEFAライセンスを再取得する必要があったが、今回の締結によりその障壁がなくなった。日本人指導者にも欧州への扉が開かれた。

宮本恒靖会長は都内のJFAハウスでブリーフィングを行い、「双方のプロライセンスを相互承認するという締結に至りました。例えば、選手とか審判の人が海外で活躍してくれていますけど、日本の指導者が出て行って勝負できる環境に至ったというのは喜ばしい。日本人の指導者にも力のある人がいると思いますし、そういった人が向こうのクラブから請われて行ける。そういうスタートラインにようやく立てたかなと思います」と話した。

日本を含めAFCから12カ国。オーストラリア、中国、インド、ヨルダン、韓国、クウェート、マレーシア、カタール、サウジアラビア、UAE、ウズベキスタンも相互承認に至った。

宮本会長自身、指導者時代に壁にぶつかったという。日本のB級ライセンスを取得した後、欧州のA級ライセンスへの挑戦を希望したところ「まずは欧州でB級ライセンスから受けてくれと言われたのが2014年だった。その時はまったく互換性が認められていなかった」と振り返った。

今回の締結によって、例えば欧州クラブで活躍した長友佑都(FC東京)のような選手が引退後にProライセンスを取得すれば、かつて所属した欧州クラブで監督もできる。さらに言えば、欧州チャンピオンズリーグの舞台に日本人監督が立つ日がくるかもしれないというものだ。

なお今回の締結はUEFAとAFCのものであり、南米連盟など他連盟とはライセンスの互換には至っていない。