<静岡高校総体サッカー:浜松開誠館1(4PK2)1磐田東>◇5月31日◇準決勝◇藤枝総合運動公園サッカー場
静岡学園は、FW沢井翼(3年)の4試合連続マルチ弾などで藤枝東を6-1で圧倒。新人戦に続く今季2冠目に王手をかけた。浜松開誠館は1-1からのPK戦の末、磐田東に4-2で勝利。DF大石櫂(3年)のゴールで追いつき、振り切った。一昨年覇者「シズガク」の奪還か、それとも昨年王者「カイセイカン」の連覇か。決勝は7日にエコパスタジアムで行われる。【前田和哉】
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浜松開誠館が、しぶとく勝ち切った。1-1で突入したPK戦。最後は5人目のDF礒部舜也主将(3年)がゴール右に沈め、競り勝った。2試合連続でPK戦を制し、ファイナル進出。それでも青嶋文明監督(57)は「もっと内容を突き詰めて、選手の良さが出るようにしなければいけない」と反省を口にした。
指揮官の言葉通り序盤は押し込まれ、前半39分には先制も許した。強いられた苦しい展開。「日々の積み重ね」が勝機をつないだ。後半29分、左サイドバックの大石が右クロスに反応。「サイドバックがゴール前に入ることはチームで意識していること。シュートも自主練でやってきた形。自信があった」と起死回生の同点弾をたたきこんだ。
PKの練習も、大会開幕1週間ほど前から毎日のように取り組んだ。2人が失敗した磐田東に対して、浜松開誠館は1人。礒部は「苦しい試合だったけど、やろうとすることは統一してできた。PKも自信しかなかった」。勝負どころで相手を1歩上回った。
連覇まで、あと1勝に迫った。大石は「浜松開誠館で求められている『戦う』『走る』『粘る』を出して、全員でハードワークをすれば負けることはないと思う。そこを意識して戦いたい」とチームの思いを代弁した。