<JリーグオールスターDAZNカップ>◇13日◇MUFGスタジアム
3位となったJ1 EASTを指揮した鬼木達監督(52)が、鮮烈な活躍を見せた19歳のMF佐藤龍之介(東京FC)に賛辞を送った。
J1 WESTとの3位決定戦。序盤に2点のビハインドを背負ったものの、渡邊凌磨の得点で流れを引き寄せると、佐藤が圧巻のプレーで存在感を示した。自らボールを運んで中央を突破し、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜くと、鋭いシュートがゴールへ吸い込まれた。チームはその後PK戦を制し、白熱の一戦を締めくくった。
試合後、鬼木監督は佐藤について「ファンやサポーターを魅了できる選手をできるだけ長く見てもらいたいという思いもあった」と、2戦目での先発起用の意図を説明。「本当にいいプレーを見せてくれたし、一緒にやっている僕たちも楽しませてもらった。非常に良かったです。いい選手です」と手放しでたたえた。
準決勝でJ2・J3 EAST-Aに敗れただけに、「順位は言わないで…」と苦笑いの指揮官だったが、この日は勝敗だけでなくエンターテインメント性に重点を置いた。鬼木監督は「今日はみんなで楽しもうという形でスタートした。ファン、サポーターの人をどう喜ばせるか、キックひとつ取っても工夫してやってみたりとか、そういう日だと思っていた。個性が出ていたので良かった」と白い歯を見せた。