【高校女子サッカー】藤枝順心、リーグ戦3戦全勝で全国切符 高田理乃主将「絶対に日本一を」

藤枝順心対豊川 全国総体出場を決め、笑顔を見せる藤枝順心の選手たち

<東海高校総体女子サッカー>◇21日◇最終日◇磐田ゆめりあサッカー場ほか

藤枝順心が2年ぶりに夏の大舞台に戻る。1勝で迎えた大会最終日。豊川(愛知)との第2戦にFW西梨恋(2年)の2試合連続ゴールなどで2-0で勝利すると、青山(三重)との第3戦も10-0で大勝した。各県優勝の4校による総当たりのリーグ戦を3戦全勝で制し、上位2校に与えられる全国総体(7月27日開幕、北海道)の切符をつかんだ。

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日本一奪還を目指す藤枝順心が、まずはその挑戦権をつかんだ。第2戦で豊川を2-0で退けると、他チームの結果で全国に進む2位以内が確定した。MF高田理乃主将(3年)は「安心した」と一息。応援団に勝利を報告する選手たちの表情には、安堵(あんど)の笑みが広がった。

開始早々の前半1分、左サイドを突破した高田のクロスにFW西が合わせる。「絶対にクロスは来ると思っていたので、マークを外すだけだった」と駆け引きで相手DFの前に入り、右足で確実に仕留めた。前日20日の帝京大可児戦でも、先制点を含む2得点をマークした背番号「13」。連戦の疲労も感じさせず、この日もセンターFWの位置でチームを引っ張った。

県決勝では控えスタートだった西。同試合で先発した嵯峨楓香(3年)のコンディション不良で巡ってきたチャンスに結果で応えた。中村翔監督(37)は「西が点を取れたことは大きい。嵯峨はサイドもできる。組み合わせて起用してもいいかなと思う」と、新たなオプションとなり得る戦力の台頭に目を細めた。負けじと同30分には、同じく県決勝で控えだったMF福田明以(2年)が追加点。大幅に先発を入れ替えた第3戦も青山を10発で圧倒した。

層の厚さを示して東海を制したチームは、約1カ月後に大舞台に挑む。昨年は県決勝で常葉大橘に敗れて全国総体3連覇がついえただけに、高田は「去年の悔しさもある。全員が良い準備をして、今年は絶対に日本一を取りたい」。西も「もっと点を取れる場面はあった。そこを決めきれないと全国では勝ち上がれない。突き詰めていきたい」と口元を引き締めた。【前田和哉】