ヴィッセル神戸は10日、神戸市内で新体制発表を発表する「キックオフイベント」を開催した。
約500人のサポーターが集まったイベントにはミヒャエル・スキッベ監督(60)と、シンガポール1部ライオンシティー・セーラーズから加入のFWアンデルソン・ロペス(32)、横浜F・マリノスから加入のMF渡辺皓太(27)が登壇。新シーズンでのタイトル獲得に向けて意気込みを語った。
神戸は23年にリーグ初優勝し、24年にはリーグ連覇と天皇杯の2冠を達成。25年はリーグ5位に終わったものの、今年行われた百年構想リーグでは西1位となり、プレーオフラウンドで鹿島アントラーズを撃破。特別シーズンを制し、シーズン移行となる新シーズンに“王者”として臨む。
半年の指揮で早くもチームにタイトルをもたらしたスキッベ監督は「とてもエキサイティングなシーズンになる。百年構想リーグで戦わなかった相手がいる中で、また素晴らしいチームをつくっていきたい」とあいさつ。継続した国内タイトル獲得と、悲願のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)制覇への思いを力強く語った。
目玉補強となるのは、横浜F・マリノスに所属した23~24年に2年連続得点王とベストイレブンに輝いたAロペス。25年夏以来のJ復帰となるストライカーは「これから始まるシーズンにワクワクしている。チームメートと一緒に大きなものを取りにいきたい」と意欲。23年にともに22得点を挙げて得点王となったFW大迫勇也(36)との共闘に「あのシーズンの大迫選手の存在が僕を引き上げてくれた。今年はチームメートとして戦えることにワクワクしている。数字はついてくると思っている」と話し、J屈指の破壊力でのゴール量産を約束した。
数シーズンに渡って神戸が声をかけ、待望の加入となった渡辺は「攻守にアグレッシブにハードワークするプレーを見てもらいたい。攻守のつなぎ役になれれば」と新天地での活躍を誓った。
神戸は12~25日の日程で、札幌市の白旗山競技場で「楽天モバイル最強キャンプ2026」を実施。現地では札幌大、J2北海道コンサドーレ札幌、同FC今治と練習試合を行い、開幕に向けて調整を進める予定となっている。【永田淳】