期待の強心臓ルーキー、東京ヴェルディFW仲山獅恩(18)が開幕戦からのゴールを誓った。
9日に川崎フロンターレと東京・味スタで対戦。今季へ並々ならぬ意欲を示す男は7日、東京・稲城市のクラブハウスで取材対応し、「今シーズンは10得点5アシストという高いところに目標を置いておかないと、優勝するには届かないと思いますし、もう開幕戦から絶対に点を取る気持ちでいきたいと思います」と誓った。
今年半期の特別大会「百年構想リーグ」は4試合に出場(無得点)している。本来はシャドーだが、ボランチの森田晃樹主将が鎖骨骨折で離脱する中、中盤でのプレーも視野に入れている。
「どっちでも大丈夫なんですけど、シャドーで出てる時とボランチは守備がちょっと違うので、そこはもう何回かやって慣れたので大丈夫です」
川崎Fは攻守にレベルの高い選手がそろう中、速いテンポのパス回し、そして持ち味の運動量を生かして背後を突く動きもイメージしている。
「攻撃にバリエーションを付けて、いろんな形から点を取れるような動きだったり、自分が犠牲になることも大事だと思います。そういった中でいい流れをチームに与えられたら」と意欲満々だ。
6月はワールドカップ北中米大会を現地で観戦。世界トップのプレーに刺激をもらい、自身の今季に生かす考えを持っている。特に日本代表MF佐野海舟のプレーには感銘を受けた模様だ。
「あの人はレベルが違う。日本代表の中でも取りに行けるし、潰せるし、運べるし、全部の面でトップだなって感じました」
また、自身のプレーのお手本とするのはクロアチアの40歳になるレジェンド、ルカ・モドリッチ(ACミラン)だ。
「ポジションが被るところもあるし、考えてやっているからあの歳でもやれているんだろうなってすごく思いました。1つ1つうまいですし、ゲームの状況も読める選手だと思う。自分もそこに早くいけるように頑張りたい」
将来は欧州でプレーするのが目標。そのためにもJリーグで結果を残すことが近道となってくる。
「1つ1つの試合で自分が何を残せるかだと思う。Jリーグで結果を残しとけば、自然と道は開けると思うので。まずはJリーグで結果を出すことだけ考えています」
類いまれなサッカーセンスを持つ仲山が、チームに新たな化学反応を起こしそうな気配だ。【佐藤隆志】