【鹿島】チャブリッチV弾「見に来た人全員楽しめたと思う」劇的大逆転勝ちで歴史的な開幕戦制す

横浜対鹿島 勝利し、サポーターにハートマークを作り応える鹿島チャヴリッチ(撮影・足立雅史)

<明治安田J1:横浜3-4鹿島>◇7日◇東京・MUFG国立

昨季王者の鹿島アントラーズが劇的な大逆転勝ちで歴史的な開幕戦をものにした。一時は2点差まで広げられたが、後半追加タイムに途中出場のMFチャブリッチ(32)が2ゴール。勝利の立役者は「パスかシュートか迷ったが最後に股下が開いていたので、シュートした」と決勝点を振り返った。

完全に横浜の流れだった。16歳で先発した相手MF三井寺に先制点を許し、後半13分までに3失点。新星登場の引き立て役に回るかと思われたが、やはり鹿島は鹿島だった。終盤に猛攻を仕掛けて後半追加タイムの2得点で試合をひっくり返した。

連覇、そしてACLEとの2冠を目指す。7月7日の始動日に、鬼木監督は引き締めを図った。百年構想リーグのプレーオフ第1戦で0-5敗戦した敵地神戸戦の映像をあえて選手たちに見せて、悔しい記憶を思い起こさせた。いまだかつてどのクラブも達成したことがない偉業に向けて「隙のないゲームをしていくことが必要」と訴えかけた。

驚異的な粘り強さは鹿島の真骨頂。指揮官は「最後の最後まで諦めることなく、鹿島のメンタルの強さは見せられたゲームだった」とうなずいた。3失点を猛省しつつ、3連覇した09年以来17季ぶりの連覇に向けて貴重な勝ち点3をつかんだ。【佐藤成】

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