熊本出身の元川崎F車屋紳太郎さんが募金活動「支え合うことの大切さ」約2000人行列

川崎F対京都 熊本地震の募金活動を行う車屋紳太郎さん(右)(撮影・山本朝陽)

昨季限りで現役引退した元川崎フロンターレの車屋紳太郎さん(34)が15日、川崎市内で令和8年熊本地震支援金の募金活動を行った。募金総額は152万6222円だった。

熊本県出身の車屋さんは、すでにクラブからは離れているが、選手会主催の本活動実施に際して声がかかった。川崎F対京都サンガF.C.戦の前に約45分間、仮設テントでユニホームを身にまとって、ベンチ外選手とともにファン、サポーターに支援を呼びかけた。約2000人が列を成して募金に参加した。

活動を終えて取材に応じた車屋さんは、「たくさんの人に募金していただきましたし、自分も出身が熊本ということでここからは遠い地なんですけど、その中でもこれたくさんの人に支援してもらって、支えてもらって、すごくうれしかったです」と振り返った。

自身の実家の被害は物が倒れる程度だったというが、震災によって亡くなられた人々もいることに心を痛めた。「10年前にも地震があって、その時も活動はしましたけど、またなんで? とちょっと自分でも悲しい気持ちに今回すごくなっていた」と率直に思いを明かした。それでも「僕はもちろん離れた身ではいるんですけど、それでもフロンターレの方々がそういう風にやってくれたのはすごくうれしかった」とクラブへの感謝を口にした。

現役引退後、ファン、サポーターと触れ合う機会はなかった。「久しぶりだったので、緊張はしたんですけど、改めてやっぱり支え合うことの大切さってすごく学びましたね」と伝えた。【佐藤成】