【京都】DF福田心之助1G1A「イメージと全部のモーションが全てあった」敵将も脱帽

川崎F対京都 後半、ゴールを決め、雄たけびをあげる京都福田心之助(撮影・山本朝陽)

<明治安田J1:川崎F2-2京都>◇第2節◇15日

京都サンガF.C.は敵地で川崎フロンターレと2-2で引き分けて勝ち点1を獲得した。

前半に1点先行を許すも、後半9分にDF福田心之助(25)が豪快なミドルシュートを決める。直後の同13分には自陣からつないで右サイドを駆け上がった福田が絶妙なクロスを供給してFWラファエル・エリアスの得点をお膳立て。一気に試合をひっくり返した。

ただ同20分に追いつかれ、最後は猛攻を受けるもしのいで引き分けに持ち込んだ。1得点1アシストの活躍を見せた福田は「完全に勝ちパターンだった。奥川選手のシュート(決定機)も決まっていれば、3対1で勝てるパターンだったんですけど、あそこで僕ら一歩踏ん張れなかった。最後ラスト10分ぐらいは押しかまる展開だったので、もう1パワー出せるぐらいのチームにはなっていかないとJリーグ戦うには厳しいな」と悔しさをにじませながら振り返った。

それでも前半の劣勢から後半は見事に立て直した。新監督のもと、前進していることは間違いない。福田は約1年ぶりのゴールに「シュートしか考えてなかったです。ちょうど今日のアップの練習で、全く同じような弾道で決まってたので、本当にそのままのシュートが打てた。いいイメージはありましたね」と手応えバッチリ。開幕戦の課題としてミドルシュートの少なさがあった中で、積極性が実った。「僕のスタイルというか、目指しているところでもあるので、また出していきたい」。

直後のアシストは絶品のパスだった。相手DFが触れず、背後を取ったエリアスにピタリを合うクロス。「自分のイメージと全部のモーションが全てあった。僕らしくないっちゃ僕らしくないですけど、ああいうプレーも増やしていければいいな」と胸を張った。

相手の長谷部茂利監督も「ハーフタイムに要注意人物だと伝えて、策を与えるべきだった」と後悔するほど、出色のパフォーマンスだった。【佐藤成】