<明治安田J1:横浜-神戸>◇22日◇第3節◇日産ス
横浜F・マリノスの16歳4カ月20日の超新星、MF三井寺眞が本拠地日産スタジアムの初戦で今季2点目のゴールを奪った。百年構想リーグの王者神戸を相手に開幕3試合連続スタメン出場を果たすと、前半9分に鮮やかな左足のジャンピングボレーで先制点をたたき込んだ。恐るべき16歳が、あらためて逸材ぶりを見せつけた。
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恐るべき16歳がまたも輝きを放った。前半9分に今季2点目を決めた。天野からの浮き球パスを相手クリアし、流れたボールを左足のジャンピングボレーで豪快に決めた。三井寺は大歓声を一身に浴びる中、右手を挙げてガッツポーズ。日産スタジアムでの今季初戦でいきなり鮮烈なゴールを決めた。
この日はJリーグが今季タイアップする「ポケモンフェス」として開催。ポケモンの中でも「かっこいい」と好きなキャラクターとして「リザードン」のごとく火を噴いた。「相手はチャンピオンですし、すごくいい相手だと思います。もし自分がまたチャンスがあったら、まずはチームのために全力で戦い、たくさん走りたい」。試合前の誓い通り、鮮やかな先制パンチとなった。
三井寺がこの日の先発メンバーに名を連ねた試合開始の2時間前。本拠地の日産スタジアムはカミナリと豪雨に見舞われた。降りしきる雨、雨、雨。16歳4カ月20日にとってはプロの厳しさ、その洗礼を浴びせるような気候となった。ちょうど試合開始の時間帯、横浜市には緊急警報がスマホに鳴り響いた。
いつもと同じ左FW。序盤から三井寺はエンジン全開だった。水が浮いたピッチも関係なかった。開始30秒で敵陣で鋭いドリブルを披露し、ゴール前へと迫った。強靱(きょうじん)なフィジカルを誇る神戸の選手に激しく体をぶつけ合い、戦う姿勢を見せた。ピッチに立ったら年齢は関係ない-。プロとしてあるべき姿を本人が一番、自覚している。
プロ初戦となった7日の今季開幕・鹿島戦の前半7分に先制点を奪い、衝撃のプロデビューを飾った。続く第2節の清水戦でも強烈なシュートを浴びせるなど、持ち味を発揮。加えてフル出場とコリカ監督の信頼も厚く、まだシーズン序盤とはいえレギュラーの座を完全につかんでいる。
シーズン移行という新たな時代を迎えたJリーグにあって、16歳三井寺からますます目が離せない。【佐藤隆志】