<天皇杯:浦和3-0山梨学院大>◇26日◇2回戦◇浦和駒場
J1で19位に沈む浦和が初出場の山梨学院大に3-0で完勝し、今季公式戦初白星を挙げた。FWオナイウ阿道(30)が2ゴールを奪い、曺貴裁監督(57)に就任後白星をプレゼントした。J3福島FWカズ(59)は出場なしで、途中出場した横浜FW三井寺真(16)との「43歳差対決」はお預けとなった。水戸は0-2で京産大に、名古屋は1-3でJ3鳥取に敗れる波乱があった。
◇ ◇ ◇
浦和が、遅ればせながら初物づくしで歓喜を味わった。FWのオナイウが移籍後初ゴールを含む2得点。「なかなか悔しい思いをした。二つ取れてよかった」と安堵(あんど)した。
前半から抜群の存在感だった。前線で体を張ると、18分、DF片山の左クロスに頭で合わせて先制点。直後の23分にもセットプレーの流れから右足で追加点。高い決定力を示した。
21年に渡欧。フランスで活躍し、ドイツ2部マクデブルクから今年2月に完全移籍で国内復帰した。期待されながら、リーグ移行期の特別大会では無得点。のどから手が出るほど欲しいゴールで今季就任した曺監督に初白星、チームに今季公式戦初勝利をもたらした。この日のヒーローは「チームとして初勝利だったのでサポーターの皆さんに届けられてよかった」と胸をなで下ろした。