ガンバ大阪に加入したFW土信田(としだ)悠生(27)が、自身初となるJ1舞台での活躍に向けて意欲を語った。
9日にJ2テゲバジャーロ宮崎からの完全移籍加入が発表され、11日は新天地で3日目のトレーニング。練習後に取材に応じ「自分の特長を出せばやれるっていう感覚はある」と合流して感じた手応えを口にした。
山口県出身の土信田は、高川学園から駒大に進み、22年にJ2ロアッソ熊本に加入。24年にJ3ツエーゲン金沢へ移籍し、今年から宮崎でプレーしていた。J2通算54試合3得点、J3通算55試合14得点と結果を重ね、以前から目標としていたJ1へのステップアップを果たした。
J1への“昇格”は、自らの得点力で引き寄せた。その中でも武器とするのはヘディング。「自分の特長は、ヘディングとゴール前で合わせるプレー。そこをしっかりピッチで出せれば。本当にいいクロスが入ってくると思うので、自分がマークを外す駆け引きをしっかり行うことを意識すれば、ボールは来る」と、DF初瀬亮ら精度の高いクロスを入れられる選手がいる中での得点をイメージした。
182センチと飛び抜けた長身ではないが、状況判断や駆け引きのうまさが光るタイプ。「タイミングや入る位置、入るまでの相手との駆け引きは、自分の中ですごく意識している。それをやめると勝てないので、そこにこだわってやっていかないといけない」。ヴィッセル神戸FW大迫勇也の映像を繰り返し見て「入る前の駆け引きがすごくあって、だからこそ当てられてるんだなっていうシーンがたくさんある」と参考にしながら謙虚に取り組み、J1に届くまでの得点力を身に付けた。
明神智和監督は「一番期待しているのは個人の特長。土信田であればヘディング。前線からのプレス強度も高くなると思う」と期待を寄せ、「可能性は十分にある」と12日FC東京戦(パナスタ)でのメンバー入りも示唆。即デビューもありそうだ。
背番号41で戦う新戦力には「日本で1、2位を争うビッグクラブだと思っていた。ファンサポーターの皆さんの応援がすごいイメージ」というG大阪でさらなる成長を遂げ、リーグ5戦未勝利と苦しむチームの救世主となることが期待される。