【横浜】谷村海那、無得点に「今日は考えすぎて不完全燃焼というか」代表初招集の気負いが出た

日本代表に初選出された横浜FW谷村海那は会見で喜びの言葉を口にした(2026年9月撮影)

<明治安田J1:横浜2-0水戸>◇19日◇第8節◇日産スタジアム

日本代表初選出で注目を浴びる横浜F・マリノスFW谷村海那(28)は、決定機を迎えたがゴールはならなかった。

最大のチャンスは後半3分だった。味方シュートがこぼれ球となり、自身の近くに転がったところを左足シュート。水戸GK西川幸之介にセーブされる。続けてこぼれたボールをまた左足で狙ったが、今度もまた西川の体を張った守りに阻まれた。

「このゲームを楽にできたはずなので、そこは決めきらないといけない。そのひとことだと思います。最初の1本目は(GKが)見えていないから打ったんですけど、やっぱり2本目は見えているので、もっと冷静に打たないといけなかった」と反省した。

それでも後半38分には的確なポストプレーで、左サイドへ展開。そこからDF関富貫太がゴール前へクロスボールを送り、相手がクリアしたボールを拾ったMF山根陸が左足で押し込みゴールした。谷村のプレーからゴールに結び付いた。

日本代表に選ばれたことで、この日は自らに重圧をかけてしまったようだ。

「正直、今日は考えすぎて不完全燃焼というか、やっぱりこのプレーじゃ駄目だと思った。ここからもっと自分にベクトルを向けて頑張っていかなきゃいけない」

試合には2-0で勝利し、次はいよいよ日本代表へ参加する。JFLからプロキャリアをスタートさせただけに、まさに夢のような世界だ。ワクワク感はあるが、人見知りな性格から今は緊張感の方が大きい。

「多分、最初の2日間は緊張すると思うんですけど、そのレベルの高い中でプレーするというのは楽しみです」

今回は4試合あるだけに、必ずチャンスは巡ってきそうだ。「期待に応えられるような選手になりたい」。遅咲きの大器が、いよいよ国際舞台でベールを脱ぐ時がきた。