川崎フロンターレFW小林悠(39)が23日、川崎市内のクラブハウスで会見を開き、2027年1月1日で現役を引退すると発表した。
「17年目のシーズンですが、これだけ長く1つのクラブで現役を続けていることを幸せに思っています。今日みなさんにお伝えしたいことは、今シーズンの26年の12月いっぱいで引退することを決めました」
10年に加入してからは川崎F一筋。17年の現役生活に別れを告げる決断をした。Jリーグ得点王1回、最優秀選手(MVP)1回など、J1通算405試合で、歴代7位の144得点を記録した。
会見ではMF脇坂泰斗(31)が花束を贈呈した。「すごく光栄なことですけど、同時に一番嫌な仕事でもありました」。「こんな泣くつもりで来てないんですけど」と涙を拭った。
加入1年目に苦しんだ時、小林は「お前と一緒にプレーしたい」と声をかけてくれたという。「上辺だけの慰めの言葉ではなくて、自分に物足りないものだったり、自信を持っていい部分だったり、明確に言葉にしてくれた。だから必死に食らいつきました」。初先発の試合で小林の得点をアシストした後には、「こっから頑張ろう」と言われた。「仲間として認められた感じがして、すごくうれしくて」と、言葉を詰まらせた。
「悠さんと過ごした時間は本当に宝物でした」。残り約3カ月に向け、「最後、一緒に天皇杯を獲れるように、僕もキャプテンとしてチームを引っ張っていきたい」と誓った。