東京ヴェルディの相馬直樹新監督(55)が9日、東京・稲城市のクラブハウスで就任会見を行った。
今季J1で8試合未勝利(4分け4敗)で19位と低迷し、城福浩前監督(65)を5日に電撃解任。その後任として立て直しを図る。
会見後、江尻篤彦強化部長(59)が囲み取材に応じ、解任した城福前監督について言及した。
これまで4年超に及び一蓮托生(いちれんたくしょう)だった城福前監督とは、最後にどんな言葉のやり取りがあったのか? そう問われると、こう回答した。
「やっぱり城福さんも多分このタイミングなの? とか、なんだろう、もっとやりたかったっていう思いはあったとは思います。ですけど、やっぱり僕の仕事は本当に無情で、そういうジャッジ、決断ですよね、それをしなければいけない仕事っていうのも分かっていただいてると思うので。本当に個人的には、ずっとやってきたんでね。最大限のリスペクトがあるし、もう本当にこのクラブが今ここにいられるのも城福監督でないとダメだった思うしで、そういうチーム作りを僕自身もしてきたと思うし、相馬新監督も(選手たちが)真面目で素直でって言うのは、もう本当に城福さんがすごく求めていたし、選手の要はメンタリティーと人間性。そこはそういうふうなものを作り上げてきているつもりなので、そのくらい僕自身にも思い入れがあったっていうことはお察ししていただければなと思います」
個人的な絆、思いを断って職務を全うした。「お察ししていただければ」との言葉に、複雑な感情があることをほのめかした。