<明治安田J1>◇第9節◇最終日
東京Vがホームで広島に0-2で敗れ、最下位に転落した。
城福浩前監督(65)の解任により相馬直樹監督(55)が就任。その初戦となったが、今季9戦目も初勝利とはならなかった。千葉は長崎と1-1で引き分けて、19位に浮上した。
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東京Vはガラリと変わった。城福監督から相馬監督へ。ベンチ前で情熱をほとばしらせた熱血漢が去り、冷静に戦況を見つめる指揮官。その個性が違えば、当然やり方も変わった。
「前へのベクトルを強くしたかった」と相馬監督。3バックから4バックに変更した。前からボールを追うハイプレスは行わず、ミドルブロックで構えて対応した。攻撃的MF新井を左サイドバックに起用したこともはまり、前半は互角以上の戦いを見せた。
しかし後半に地力の差が出てしまった。どちらもブロックを崩されたものではなく、相手の高い個人能力にゴールを強奪された。相馬監督は「全体的に守備ラインが下がり、攻撃でも前に出られずバックパスが増えた」と反省した。
今後につながる組織力は示した。一方で失点場面では寄せの遅れも見えた。局面で激しく戦う「とんがったヴェルディ」。前任者が大事にした部分は忘れてはいけない。【佐藤隆志】