国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長(56)が、24年にW杯運営法人から未公表の報酬172万ドル(約2億7500万円)を受け取っていたと、米スポーツ専門局ESPNが14日までに伝えた。
報道によると、米内国歳入庁(IRS)への提出書類などから、米国に拠点を置き、今夏のW杯北中米大会を運営した「FWC2026」からの支払いが判明。FIFAから受け取った24年の給与や手当など約490万ドル(約7億8400万円)とは別の報酬だったが、同年のFIFA年次報告書には記載されていなかったという。
FIFAの規約は、会長や理事会メンバー、事務総長の個別報酬の公表を求めている。報道は、追加報酬が開示されなかったことについて、規約違反に当たる可能性を指摘した。
FIFAはESPNの取材に規約違反を強く否定。「会長に二重の給与を支払っていない」とし、報酬に関する報告要件を満たしていると主張した。会長の年間報酬や契約上の給付は独立した報酬小委員会が決定し、会計も独立した監査を受けていると説明している。
インファンティノ氏は欧州サッカー連盟(UEFA)の事務総長を経て、16年2月にFIFA会長に就任。今年2月に就任10年を迎えた。