【東京】稲村隼翔、7試合連続無失点も反省「僕たちは優勝を目指している、甘さを消さないと」

東京稲村隼翔(2026年5月撮影)

<明治安田J1:FC東京6-0水戸>◇25日◇第12節◇味スタ

FC東京がホームで水戸ホーリーホックを6-0と粉砕し、2位に浮上した。

大量6ゴールという派手な試合だったが、目を見張る部分はディフェンスの堅さ。チームはまたも無失点で乗り切り、7試合連続のクリーンシートと記録を伸ばしている。

それでもキャプテンマークを巻いて存在感を見せた左センターバック(CB)の稲村隼翔(24)は、反省の弁を口にしていた。

「前半のところは自分も含めてミスが多かったですし、ちょっとチームとしても緩かったかなと思います。ハーフタイムに、このプレーじゃ優勝はできないよっていうのは伝えて、後半に点が取れたのでそこは良かった」

その緩かったという部分は、「守備のスタートポジションの位置をサボっている選手も多かった」ことだという。

「僕たちは優勝を目指しているので、そういう1つ1つの甘さを消していかないといかないと、強い相手には勝てないよっていうのはみんな思っている」

得点を次々と重ねた中、試合終盤にはサポーターからは「あと2点」というコールがスタジアムに響いた。8-0で勝てば、得失点差でFC町田ゼルビアを上回り首位に立つということだった。

しかし稲村はきっぱり、こう言った。

「応援の中であと2点というのが聞こえましたけど、僕はそうじゃないと思いました。勝つことが大事だし、失点しないことが大事だし、優勝することが目的なので。今はそうじゃないし、少し相手にもリスペクトがないかなって感じました。勝ち点を積み上げていけば、おのずと1位にはなれるので、勝つだけです」

目先の瑣末なことでなく、本質を見逃さない。そんな一抹の甘さも見せない姿勢が、7試合連続無失点という記録につながっている。

「毎試合相手も違いますし、その相手に対してどう守るかというのを練習でやって、コミュニケーションを取って、それが今結果として出ているだけなので、それを続けていくことが大事かなと思います」

24歳の若きゲームキャプテンは、今のチームのあるべき姿を体現している。

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